直行便で行ける国。乗り継ぎでどれだけ安くなる?



海外に行く際、乗り継ぎを利用すると直行便で行くよりも数万円は安くなる場合があります。ただし、乗り継ぎをする分時間はかかりますが……。

では、乗り継ぎ利用でどれくらい安くなるのでしょうか? 主な空路の乗り継ぎ利用で安くなる例を紹介します。



●イギリス・ロンドンに行く場合

イギリスのロンドンへ国内航空会社の直行便で行く場合、成田空港からロンドンのヒースロー空港までのエコノミークラスが往復約19万円(もっと高い場合も!)ほど必要です。

正規割引利用でも約15万円と安いものではありません。しかし、国外の航空会社を利用し、なおかつ乗り継ぎをした場合だと約半分ほどで済むケースがあります。



ルート例としては、ルフトハンザドイツ航空を利用してドイツのフランクフルトやミュンヘン経由で行く場合、スカンジナビア航空利用でデンマークのコペンハーゲン経由で行くなど、さまざまなルートがあります。これらを利用する場合は、10-14万円ほどになります。中には10万円以内で収まる場合も。



●アメリカ・ニューヨークに行く場合

アメリカへは直行便で行く人がほとんどでしょう。ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港まで、日本の大手航空会社の直行便で行く場合は、エコノミークラスで往復約12万円ほどかかります。

しかし、海外の航空会社を利用してアメリカ国内の空港を乗り継げば、往復10万円程度になります。

エアカナダを利用して、カナダのバンクーバー国際空港経由でニューヨークに向かうのも安くなるルートです。日本-アメリカ間は多くの乗り継ぎルートがあるので、安く抑えたい場合はいろんなルートを検討してみるといいでしょう。



●フランス・パリに行く場合

フランスのパリまで飛行機で行く場合、大手航空会社利用で往復約13万円ほど必要です。

安くパリに行きたい場合は、ドイツやデンマークなどヨーロッパの都市経由、中国や台湾などのアジア経由、または中東経由といったルートが挙げられます。

安価な例として、往復9万円ほどで済むアエロフロート・ロシア国際航空利用のモスクワ経由ルート、KLMオランダ航空利用のアムステルダム経由の往復12万円以下で収まるルートなどがあります。



●オーストラリア・シドニーに行く場合

オーストラリアも日本人に人気の観光地です。国内航空会社の直行便を利用した場合は、正規割引を適用しても往復で約18万円かかります。



乗り継ぎ利用でシドニーに向かう場合は、主にアジア経由でのルートになります。中国の航空会社を利用した台湾経由のルート、マレーシア航空利用のクアラルンプール経由、シンガポール経由のルートもあります。

これらのルートを利用した場合、往復12-14万円でシドニーまで行くことができます。



●中国に行く場合

中国へは乗り継ぎをしないで直行便で行く方が時間を考えるとお得です。国内の航空会社利用の場合でも、正規割引を適用すれば往復6万円ほどで北京まで行くことができます。

乗り継ぎ利用でもそこまで大きく差がありません。しかし、香港やマカオに向かう場合は台湾経由がお得になる場合もあります。少しでも旅費を抑えたい人はこのルートを検討してみるのもいいかもしれません。





もちろん、割引プランやツアーなどの利用で、直行便でも大きく安くなる場合もありますから、全てにおいて乗り継ぎ利用が安くなるわけではありません。

しかし、全体的に安く済むのは確かです。最終的には「お金を取るか時間を取るか」の話になりますが、安く旅行をしたいと考えている人、または安価な直行便が見つからないという人は、こうした乗り継ぎ利用を考えてみてはいかがですか?



(貫井康徳@dcp)