本日、春場所開幕!大相撲観戦マニュアル



大相撲の春場所が本日3月10日からボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)で開幕します。ここ数年、相撲人気が下がったといわれていますが、観戦に行ってみると「生で見ると面白かった!」という人が多いそうです。どんなスポーツでもそうですが、生で見る迫力はすごいもの。



今回は、大相撲を観戦するにはどうすればいいのか、チケットの紹介や観戦のコツを紹介します。





■チケットを買ってみよう!



大相撲観戦をするには、まずチケット購入から。チケットは、一般的なイベントと同じく電話やインターネットで購入できます。座席は、以下のような種類に分かれています。



●溜席(たまりせき)

溜席というのは、土俵に一番近い席のことです。大相撲中継などで、押し出された力士が飛び込んでいる席、あれが溜席です。土俵のすぐそばなので「砂かぶり」とも呼ばれています。力士を一番近くで見られる人気席なのですぐに売り切れてしまいます。チケット料金は14,300円(2013年3月場所時)です。



●枡席(ますせき)

相撲観戦といえばこの枡席です。お酒の枡のように四角く仕切ってある席で、春場所では土俵に近い順に、



・枡A席(4人用)……一人当たり11,300円(税込み)

・枡B席(4人用)……一人当たり10,300円(税込み)

・枡C席(4人用)……一人当たり9,200円(税込み)

・ペアシート(二人用枡席)……一人当たり9,200円(税込み)



という枡席が販売されています。どの席も一人でも利用できますが、最大人数分の料金がかかります。例えば、枡B席を一人で利用する場合なら41,200円が必要になります。



●椅子席

大相撲が興行される会場によっては、会場の2階に椅子席が設けられます。今回の3月場所なら、椅子席SS-椅子席Dまでの6種類の椅子席が販売されています。料金は、



・椅子席SS……9,500円(税込み)

・椅子席S……8,500円(税込み)

・椅子席A……6,700円(税込み)

・椅子席B……5,400円(税込み)

・椅子席C……3,600円(税込み)

・椅子席D……3,000円(税込み)



という金額になっています。



これらのチケット以外に、国技館なら『ボックス席』という座席が販売されたり、また当日の自由席も販売されたりします。会場によって変わるので、購入時には必ずチェックしましょう。



■上手に観戦をするコツ



チケットの種類によって観戦する方法が少し変わってきます。まず溜席ですが、この席では飲食が禁止されています。とにかく臨場感と迫力を感じられるのがこの溜席なので、上級者向きだといえるでしょう。初めての観戦ならやはり枡席がお薦めです。



土俵から少し離れているので、迫力を楽しみつつ落ち着いて観戦ができます。また、飲食が可能なのも枡席の魅力。幕の内弁当を食べながら、あるいはビールを飲みながら優雅に観戦することができます。枡席は4人使用だと少し窮屈だと感じる人も多いので、3人までの人数で利用すると快適です。



枡席で観戦中に、あんみつやお酒、おつまみが欲しくなった場合は、わざわざ買いに行かなくてもお茶屋(案内所)の出方さんに頼めば座席まで届けてくれます。これならば取り組みを見逃すこともありません。



ちなみに、「枡席にはお弁当やお土産がセットになっている」と思っている人がけっこういますが、実は別です。食事やお酒、お土産などがセットになった枡席チケットを購入するか、観戦前にお茶屋でお願いしておきましょう。



また、座席の方角は向正面、正面、西、東と4種類あります。まず向正面ですが、これは大相撲のテレビ中継で「映されている側」の席です。逆にテレビ中継で見ている側と同じものが正面になります。



向正面と正面の二つは立ち合いが真横から見られるので人気です。チケット購入時に方角を聞かれるので、もし空いていたらぜひこの二つの方角の座席で観戦してみましょう。



■春場所の見どころはここだ!



春場所の見どころは、なんといっても東の正位に座った横綱・日馬富士でしょう。横綱昇進直後の昨年の九州場所は9勝6敗とふがいない結果に終わりましたが、今年の初場所では全勝優勝を飾り、ついに東の横綱(同じ横綱でも東の方が上)となりました。



今場所も圧倒的な強さを見せるのか、同じく横綱の白鵬ともども注目です。



初場所で初の三賞をとり、春場所では東前頭筆頭となるなど躍進が光る高安や、横綱・白鵬を破る金星を挙げた妙義龍の活躍も見どころ。



春場所は、「荒れる春場所」と呼ばれるほど番付上位の力士が負けることが多いそうです。幕内上位の力士が横綱や大関など役力士とどんな取り組みを見せてくれるのか、楽しみですね。



千秋楽の枡席など、3月場所のチケットの一部はすでに完売しています。事前にチケットを吟味して観戦に臨みたい人は、5月12日から国技館で行われる5月場所の観戦を検討してみてはいかがですか? 日本の国技、相撲。一度観戦するとハマってしまうかもしれませんよ?



(貫井康徳@dcp)