上手にラクに稼げるサラリーマンの副業とは?

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仕事は忙しいのに、給与はなかなかアップしない、冬の賞与は引き下げられた......。これから続く円高傾向で物価は上がってしまうのに、と嘆いているサラリーマンも多いはず。では、本業のあとに自宅で稼ぐ、いわいる副業ができたら少しは小遣いの足しになるのではないか。自宅で働く「在宅ワーク」を支援するNPO法人理事長の宮田志保氏に、話を聞いてみた。

副業では儲からない!?
――副業ってみんなしているんですか?

世の中のビジネスマンでいえば、していない人の方が多いと思います。昼間、会社員として勤められている人で、夜間や休日を利用し副業を行っている人はいますが、稼ぎたいというよりも趣味が転じてというが多いようです。

気をつけなければならないのは、会社員の場合は就業規則で、副業を禁止している場合があります。始めるときは、自分が当てはまっていないか、確認することが必要。少額だから平気だろう、ではなく副業すること自体がNGな業種もありますから注意してください。

仕事内容でいうと、"その人しか出来ない技"を持っている人は、単価も高くなりますし、反対に、誰でもできる内容の場合は低いようです。アフィリエイトについても、ネットで情報がひろえるようになったせいか、夢から覚めた人が多いのでは。何百円、何千円単位では儲けられますが、何十万円以上となると、実際にはメガサイトでなければ難しいからです。

――FXや株で儲けた方が早いとか?
FXや株は取引ですから、副業とは異なると思いますが、大金を手にしている人もいますよね。FXは市場が動くのは、日本時間の夜中であることが多いので、なかにはモニターから目が離せず、次の日寝不足の人もいるとか。FXにしても株にしても、リスクのある商品ですから、儲かる人がいる反面、何百万円も損してしまう人もいます。いずれにしても、始めるときは、まずは知識を身につけて、生活資金ではなく余裕のあるお金、それも少額からスタートすることをおすすめします。

――では、稼げる副業ってあるんですか?
副業の場合、思わぬところで注目されることがあります。例えば、音楽や歌を動画サイトにアップしてレコード会社から使用許諾がきて著作権料が発生したとか、スマホのアプリケーションソフトを作りアップしてヒットしたというケースです。また、カメラが趣味の人は、観光地の写真や、花、パソコンなどイメージ画像を、画像登録サイトを介して販売するという方法もあります。いずれも作業をするというよりは、自らが趣味で作ったものが認められたという方向性です。あと、音声おこしなどを行っている人もいます。こちらも、仕事が楽しいからという理由の方が先行しているように思います。

話を伺い、結論として本業以上に稼げる副業をするためには、自己の才能と運が必要ということになるだろう。人に自慢できるような趣味をお持ちの方は、副業で大成功する可能性も無きにしも非ず......というところだろうか。文●坂本拓也

宮田志保氏
SOHO・在宅ワーク支援の「特定非営利活動法人フラウネッツ」理事長。出産を機に退職、その後、編集プロダクションも設立。厚生労働省在宅就業支援の委員としても活躍。All About「SOHO・在宅ワーク」ガイドも務める。