<プエルトリコ・オープン 3日目◇8日◇トランプ・インターナショナルゴルフクラブ(7,569ヤード・パー72)>
 米国男子ツアー「プエルトリコ・オープン」の3日目。石川遼は8番パー3で米ツアーでは自身初となるホールインワンを奪うなどして“66”で回りトータル12アンダーでフィニッシュ。順位も8位タイに上げて、最終日は6打差を追いかけてスタートする。トータル18アンダーの首位タイにはファビアン・ゴメス(アルゼンチン)とスコット・ブラウン(米国)が並んだ。
遼、ミスショットがホールインワン!「まさか入るとは思わなかった」
 石川は1番でボギーが先行するも2番パー5で取り返すと、5番のパー5でもバーディを奪取。そして、迎えた8番パー3。「チャンスかなとは思っていました。ピンポジションは難しかったけど、ティグラウンドは前だったし、気合いを入れて打ったショットだった」。ショット後は左を嫌がってクラブから手を放したが、ボールは不安げな石川と裏腹にピン手前2メートルからカップイン。グリーンサイドの関係者の「入った!」の声に驚きながらキャディとハイタッチを交わした。
 ミスショット気味のホールインワンに驚きも隠せなかったが、ここをきっかけに停滞気味のゴルフに火が入る。11番パー3は3パットのボギーとしたものの、15番パー5では「260ヤードを3番ウッドで30ヤードくらいスライスをかけた」という会心のセカンドショットでチャンスメイクすると、これをねじ込んで今シーズン初のイーグルを奪取。終盤はプエルトリコのギャラリー約100人も石川組について歩き、日本の21歳に声援と拍手を送った。それに応えるように石川も17番、18番とバーディ締め。初物尽くしのラウンドを最高の形で締めくくった。
 今季初の優勝を狙える位置で迎える最終日。逆転への青写真は描けている。「6、7打差のスタートになると思うけど、OUTでスコアを伸ばしていければもっと上位にいける。初日、2日目のちょっと遅れたのを今日の時点ではリセットできたと思う。明日なんとしても最低でも4つ以上のばして上がれるようにがんばりたい」。今週苦しんでいるフロントナインをしっかりまとめて、得意のバックナインへ。ゲームプランを実行できたとき、歓喜の瞬間が待っている。
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