長期で”ゆったり投資”を! 日興アセット、2つの「スローファンド」を設定

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日興アセットマネジメントは8日、”スローファンド”の新商品として、「高格付債券ファンド(為替ヘッジ70)毎月分配型/資産成長型 <愛称:73(しちさん)>」と「ファイン・ブレンド(毎月分配型)/(資産成長型)」を25日に設定し、運用を開始すると発表した。

同社は2012年より、市場の成長に対応し、長期的に安定した収益の積み上げを目指すスローファンドを提唱している。

今回発売する2ファンドともに、毎月決算を行うことで毎月分配金を受け取れる機会がある「毎月分配型」と、長期にわたる資産形成を希望する顧客を対象とした年1回決算型の「資産成長型」の2コースを用意し、投資家のニーズに幅広く対応したという。

2014年より、少額投資の非課税制度「日本版ISA(投資マル優)」の導入が予定されている。

同制度では、毎年100万円まで、譲渡所得と配当所得が非課税で投資することが可能となるが、投資マル優の口座とそれ以外の口座で発生した損益とは、損益通算が行えない。

また、非課税期間は、それぞれ投資を開始した年から最長5年間で、この期間中の途中売却は自由だが、売却部分を非課税枠として再利用することは不可となる。

同社は、この投資マル優の特性を踏まえ、今後、求められる商品性を検討。

その結果、ダウンサイドリスクを抑え、変化する市場に左右されにくい仕組みを備えたスローファンドの新商品を開発したとしている。

「高格付債券ファンド(為替ヘッジ70)毎月分配型/資産成長型 <愛称:73(しちさん)>」は、70%程度為替ヘッジを行なうことで、為替変動リスクに配慮しつつ、市場の変化に対応して着実な収益の獲得をめざす為替ヘッジファンド。

残りの30%程度を為替ヘッジなしとすることにより、円安時の為替差益の獲得を図る。

また、同社が行った過去のシミュレーション結果などによると、70%ヘッジはフルヘッジ(100%為替ヘッジ)と近いリスク水準になることが期待できるとのこと。

主な投資対象は、利回り水準が高い先進国の高格付ソブリン債となる。

購入価額は、購入申込受付日の翌営業日の基準価額。

信託期間は、2028年1月11日まで(2013年3月25日設定)。

決算日は、毎月分配型が毎月10日、資産成長型が毎年1月10日。

なお、決算日が休業日の場合は翌営業日となる。

「ファイン・ブレンド(毎月分配型)/(資産成長型)」は、日本国債など5つの資産を活用しつつ価格変動を抑える工夫を行なうことで、中長期にわたる収益の積み上げをめざすファンド。

投資対象は、日本国債・高金利海外債券・グローバル高配当株式・グローバルREIT・金となる。

資産配分比率は、各資産がファンドの基準価格に対して与える影響度を概ね均等とする戦略(ファイン・ブレンド戦略)を用いて決定。

配分比率は定期的に見直されるため、市場変動が高まった状況でも、リスク低減の維持をめざす仕組みとなっている。

なお、同戦略は「リスク・パリティ」と呼ばれ、世界の機関投資家の中でも、特に長期運用を志向している投資家に活用されている運用手法だという。

購入価額は、購入申込受付日の翌営業日の基準価額。

信託期間は、2028年3月8日まで(201年3月25日設定)。

決算日は、毎月分配型が毎月8日、資産成長型が毎年3月8日。

なお、決算日が休業日の場合は翌営業日となる。

同社は、投資マル優との特性を踏まえたファンドの開発、ならびにスローファンドのラインナップを拡充させることで、新たな投資家ニーズに対応するとともに、幅広い投資機会を提供していくとしている。