日本は100年以上続く企業が世界一多い国だ!でもなぜ!?




日本は創業して100年以上続いている企業が世界一多い国だといわれています。100年以上あり続けるなんてスゴイことです。日本にどのくらいその老舗企業があるかご存じでしょうか?





■100年以上続く企業2万7,441社!



日本には100年以上続いている会社が多数あります。2012年8月2日に株式会社東京商工リサーチさんから公開されたデータによりますと、2012年時点で創業100年を超える企業はなんと2万7,441社もあります。



一番創業年が古い会社は、有名ですが「株式会社金剛組」で、なんと創業578年、1435年も続いています! 金剛組さんだけずばぬけて古いのかと思いきや、続くのが創業587年、1426年続く「財団法人池坊華道会」。



創業の古い順に5位までを挙げますと……。



●第1位 創業578年 株式会社金剛組:1435年継続

●第2位 創業587年 財団法人池坊華道会:1426年継続

●第3位 創業705年 有限会社西山温泉慶雲館:1308年継続

●第4位 創業717年 株式会社古まん:1296年継続

●第5位 創業718年 有限会社善吾楼:1295年継続



■なぜ長く続く企業が多いのか!?



なぜ日本にはこれほど長く続く会社が多いのでしょうか。会社経営者と、会社経営やお金の話をする場面の多い「税理士さん」に聞いてみました。



――日本には長く続いている会社が多いのですが、これはなぜでしょうか?



まず第一に日本人の経営者の気質の問題があると思います。



――気質ですか?



現在もそうなのですが、日本の社長さんというのは「企業を存続させること」に一生懸命になる人が多いと思います。途中で会社をつぶしてしまうことを良しとしない体質といいますか。



――体質ですか……。



日本人が地域、家と密着して暮らしてきたからというのも大きいんだと思いますよ。「家業」を守っていくことが、家の安定、それが地域の安定につながっていくんだという意識ですね。それを教えていく教育、こういった素地があったんですよ。



ですから、お金がもうかったんで、それでリタイアといった人が少ないですよ、日本人の場合は。例えば、アメリカの人なんかは、会社を起業して上場したら、その利益であとは悠々自適に暮らす。会社はよその人に売却してもいい、なんてケースが多いと思います。日本人はあんまりそうじゃないんですね。



――経営という観点からはどうなのでしょうか。



ニーズのなくなりにくい専業業種に特化しているというのが大きいのだと思います。私のクライアントでも、そういった会社の業績が急激に悪化することはないですよ。もしあるとしたら、その本業以外のところに新規に投資して失敗とか、そういう場合ですよね。



――なるほど。その本業を全うすることが継続につながると。



そうです。またその精神が日本人に合っているのではないでしょうか(笑)。



先日、別件の取材で株式会社日本香堂さんの広報に連絡をしたのですが、「もしや」と思って調べてみると、日本香堂の創業は天正年間。なんと織田信長さんが大活躍していたころの創業です(笑)。日本はすごい国です。







(高橋モータース@dcp)



⇒東京商工リサーチの「全国老舗企業調査」

http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/2012/1220895_2004.html



●株式会社金剛組

http://www.kongogumi.co.jp/



●有限会社西山温泉慶雲館

http://www.keiunkan.co.jp/



●株式会社古まん

http://www.sennennoyu-koman.com/



●有限会社善吾楼

http://www.ho-shi.co.jp/