住宅ローン契約の流れ

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住宅ローンの契約まで、ローン実行までにどの位時間がかかるのか、一体どのような手続きを踏むのか、初めて住宅ローンを利用する時はわからないことだらけです。

まずは住宅ローンが実際に実行されるまでにどのような手続きや流れを踏むのかを大まかにチェックしてみましょう。

■ローンの相談、申し込み金融機関に住宅ローンの相談に行き、事前審査の申し込みをします。

ただ、働いている方の場合には、金融機関の窓口が開いている時間に相談や申し込みに行くのは大変困難です。

金融機関では、そのような方のためにローン相談会を土日祝日や、平日夜間などに設けている場合があります。

また、実際に店舗や相談会へ赴かなくても、インターネットで相談や申し込みができるところもあります。

テレビ窓口が設けられている金融機関では、営業時間外でも住宅ローンの相談や申し込みができる場合もあるようです。

■住宅ローンの事前審査住宅ローンの事前審査では、本審査に通りそうかどうかを前もって調べてくれます。

審査で見てもらえる内容は個人の属性や、勤務先・収入、購入物件の情報などです。

ただし、実際の本審査ではより細かな項目を審査されるため、実際に事前審査が通ったからといって本審査も通るとは限りませんので注意しましょう。

店舗やローン相談会、テレビ窓口などで申し込みした場合には、その場で必要書類を提示して事前審査の申し込みができますが、インターネットの場合には、後日必要書類を郵送する場合があるようです。

■住宅ローン本審査住宅ローン本審査までに、住宅購入の契約を交わし、ローンを受ける金融機関の口座を開設するなどが必要になります。

本審査にあたっては、さまざまな必要書類や契約書類が必要になります。

申込書へは詳細に亘る記入が必須で、安易に記入を行うと審査に影響を及ぼしてしまいかねませんので注意が必要です。

■住宅ローンの契約本審査に通ったら、住宅ローンの契約をします。

住宅ローンの契約は、金融機関に直接出向いて契約する方法や、ネット銀行などでは郵送・WEBサイト・Eメールなどを併用して契約する方法もあるようです。

また、住宅ローンの金利は融資実行日の金利が適用されます。

融資実行日を決めてから、実際に行われるまでは期間があくため、融資実行日の金利を予測するのは難しいかもしれませんが、ある程度注意しておくことは大切かもしれません。

■住宅ローン実行所有権の移転・保存登記や抵当権の設定などが終わったら、住宅ローンが実行されます。

売り主への残代金支払いや、諸費用の現金支払いなども、金融機関の担当者が行ってくれます。

住宅ローン実行までの流れは、ケースによってこの通りではない場合があります。

詳しくは金融機関の住宅ローン担当者に確認しながら進めていくことになります。