最近やたらと盛り上がっている”投票イベント”、どんな人が参加しているの?

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AKB48シングル選抜総選挙が話題になったこともあり、各企業で「総選挙」、「グランプリ」と題した人気投票や商品化投票を行うケースが増えている。

非常に盛り上がっている様子は伝わるけど、おもに若い人が参加しているからか、中年の私の周りでこれらのイベントに「投票した」という話は聞いたことがない。

これらのムーブメントには、どのような人が参加しているのだろうか。

その疑問を解決するべく、マイナビニュース会員999名に実態調査を実施した。

Q.企業などが主催する人気投票やコンテスト審査の中で、知っている(聞いたことがある)ものを教えてください(複数回答) 1位 紅白歌合戦 83.9% 2位 AKB48シングル総選挙 75.8% 3位 M-1グランプリ 73.7% 4位 ゆるキャラグランプリ 65.4% 5位 THE MANZAI 2012決勝大会 ワラテン 30.2%まずは、いろいろな「総選挙」の知名度を調査すると、意外なことに「AKB48シングル総選挙(75.8%)」は2位で、トップは「紅白歌合戦(83.9%)」だった。

全体的に、テレビ番組と連動した企画の知名度が高い。

次に、実際にどの投票・コンテストに参加しているのか調査してみた。

まずは、人気投票やコンテスト審査に実際に参加したことがあるのは全体の12.3%。

Q.(参加したことがある人に対し)企業などが主催するどのような人気投票やコンテスト審査に参加したことがありますか?(複数回答) 1位 紅白歌合戦 54.5% 2位 ゆるキャラグランプリ 10.6% 3位 M-1グランプリ 9.8% 4位 THE MANZAI 2012決勝大会 ワラテン 8.1% 5位 歴代カップヌードル復活総選挙 7.3%また参加者が多かったのが「紅白歌合戦(54.5%)」である。

紅白といえば、約50%もの瞬間視聴率を稼ぐ人気コンテンツ。

日本国民の約半分が見ていることになり、それだけ参加者の数が多いのもうなずける。

Q.(参加したことがある人に対し)なぜ参加しようと思ったのでしょうか?(複数回答) 1位 番組や企画に参加できるから 48.0% 2位 企業(商品)やタレントのファン(応援したいから) 32.5% 3位 参加特典が魅力的だから 20.3% 4位 携帯電話やスマホで簡単に参加できるから 19.5% 5位 自分がトレンドを作っているように感じられるから 5.7%参加する理由としては、トップが「番組や企画に参加できるから(48.0%)」で、「企業(商品)やタレントのファン(応援したいから)(32.5%)」、「参加特典が魅力的だから(20.3%)」が続く。

●番組や企画に参加できるから・紅白歌合戦「年末だし盛り上がるので、ああいう視聴者が参加できる投票の企画はとてもいいと思う」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職) ・池上彰の年末ニュースクイズ番組「自分が全体の中でどの位置にいるのか、どんな感覚の持ち主なのか気になったので投票した」(29歳男性/マスコミ・広告/営業職) ・M-1グランプリ「参加型だから見る意識も変わったから」(34歳男性/情報・IT/技術職)●企業(商品)やタレントのファン(応援したいから)・ゆるキャラグランプリ「嫁がしまねっこというゆるキャラのファンで、一緒に投票させられました。

でも、確かに愛くるしいしぐさで、わざわざ島根に旅行に行くほどのファンになりました」(36歳男性/印刷・紙パルプ/技術職) ・AKB48シングル総選挙「宮澤佐江ちゃんを応援したいから!」(20歳女性/その他) ・きのこ・たけのこ あなたはどっち派?「どう考えてもきのこの山なのに、たけのこの里に押されていたので」(35歳女性/情報・IT/事務系専門職)●参加特典が魅力的だから・歴代カップヌードル復活総選挙「いろいろなキャンペーンにプレゼントがあれば、もっといろいろなものに参加してみたくなるのになあと思う」(36歳女性/生保・損保/事務系専門職) ・ゆるキャラグランプリ「投票したらオリジナル壁紙がもらえるのも嬉しい」(25歳女性/金融・証券/事務系専門職)コメントを見ていくと、主催者に賛同して企画そのものを楽しんでいる「応援タイプ」と、参加特典狙いの「しっかりタイプ」に分けることができそうだ。

調査前には、特典狙いのタイプが多いと思っていたが、意外にも企画そのものを楽しんでいるタイプが多いことがわかった。

アンケートの参加理由を見ていると、テレビの地デジ化やスマホの普及など、デジタル通信を使って気軽に参加できることが大きいようだ。

確かに、デジタル通信なら、投票と同時に結果を見ることができたり、自分の意見に出演者が反応したり、双方がダイレクトにメッセージを送受信できる。

この「見える」化によって企画や番組を一緒に作っていると実感でき、参加者の気持ちを盛り上げるのだろう。

また、「自分の意見が商品に反映されるというのであれば参加してみたい」(36歳男性)というコメントも寄せられている。

投票によって企業に対してリクエストすることができ、それが新商品開発などに反映されることも参加動機のひとつになっているようだ。

今後、ますます増えそうな投票イベント。

傍観者ではなく参加してみると、違ったおもしろさを体験できるかもしれない。