日本書籍出版協会、武雄市図書館でのTカード利用について質問書を提出

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出版社約440社で構成する出版業界団体、日本書籍出版協会は、佐賀県武雄市が4月1日にリニューアルオープンを予定してる「武雄市図書館」について、3月4日付けで質問書を提出した。

同図書館のリニューアルオープンでは、従来の図書無料貸し出しとあわせ、蔦屋書店の併設により、本の購入、CD・DVDの有料レンタルができる。

また、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下CCC)が展開しているポイントカード「Tカード」に、図書貸し出し機能を付けることが可能。

図書館での貸し出しの際、自動貸出機を利用した場合はポイントを付与するという。

同協会が公開した質問書では、「佐賀県武雄市が新たに進めているこれらの図書館構想について、公共施設である図書館内のテナントとして、CCCが書店を運営することが認められた際、地元書店にも公募の機会を与えたのか」と質問。

さらに、「Tカードを利用する図書貸し出しについて、付与されたポイントが商品の購買に利用できることから、著作権法第38条第4項に定められた、非営利無償の貸与の範囲を逸脱するのではないか」と指摘し、同市に速やかな回答を求めた。

なお、これらの質問に対して同市では、現在同協会に対して回答を準備中であり、コメントはできないとしている。