世界株式の上昇とともにさらなる上昇が期待される日本株式

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7日の日本株式市場では、日経平均株価が一時、2008年9月以来約4年5ヵ月ぶりに12,000円台を回復しました。

昨年11月以降、安倍政権への期待やそれに伴なう円安の進行などを背景に、日経平均株価は上昇基調を続けていますが、足元では世界景気の回復傾向や世界的な株高の流れといった環境の変化なども追い風になっているとみられます。

そうした中、注目されるのが、日本株式市場において高い売買シェアを持つ海外投資家の動向です。

世界株式が上昇する局面で、海外投資家の日本株式への投資が増加する傾向にあることや、最近の急速な円安の一巡と日本株式の価格上昇に伴ない、海外投資家の米ドル建てでみた日本株式の投資収益が改善しているとみられることから、日本株式への資金流入が継続しやすい状況にあるものと考えられます。

加えて、これまで、円安による値上がり益の目減りを警戒していた海外投資家が、為替の安定傾向などを受け、日本株式への関心を高める可能性も考えられます。

短期的には、日本株式の上昇が急ピッチであることや、日経平均株価が目先の上値として意識されやすい12,000円台近辺にあることから、警戒圏が拡がりやすい局面にあるとみられます。

しかしながら、歴史的な円高や東日本大震災などを背景に、リーマン・ショック後の日本株式は、世界株式の回復に比べ大きく出遅れていることに加え、日本株式市場を取り巻く環境の変化や、日本株式に注目する海外投資家の拡がりなどを考えると、日本株式の中期的な上値余地は比較的大きいものになると期待されます。

(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。

)(2013年3月7日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。

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