向後の7日株:連結配当性向目処は90%!業績好調、思惑材料に期待の大手ゴルフ株(213X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

アコーディア・ゴルフ (2131)が今日の注目銘柄!

高配当利回り(3/7終値ベースの予想配当利回りは5.95%)で業績が好調な上、思惑材料がある、ゴルフ場所有・運営で最大手企業の同社に注目します。

昨年11月に同業2位のPGMホールディングス(2466)から敵対的TOBを仕掛けられましたが、これは今年1月、不成立に終わっています。現時点においては、PGMによる再度のTOBの可能性は低いでしょうが、PGMがアコーディアに対し実施したTOB価格1株8万1000円付近では買いが入り、下値は相当堅いと考えます。

一方、同社は、TOBを阻止するため、昨年12月に、13年3月期の配当予想を1株1600円から5500円に増配し、14年3月期から17年3月期を期間とする4カ年の「中期経営計画Accordia Vision 2016」において、連結配当性向90%を目処とする株主還元策を発表しました。

もちろん、足元業績は好調です。13年3月期通期連結業績は、営業収益は908億円(前期比、4.6%増)、営業利益は145億円(同、15.1%増)、経常利益は112億円(同、4.4%増)、当期純利益は54億円(同、52.2%減)の見込みです。

ところで、旧村上ファンド関係者がかかわる投資会社、レノが、TOB期間中からアコーディア株式を買い進め、保有比率20.24%の筆頭株主に浮上しました。株価を最優先事項とするレノの動向は、アコーディア株の最大の思惑材料といえるでしょう。

なお、1月16日、アコーディアは、レノより、同社の経営方針に関する書簡を受領したと発表しています。レノは、配当性向を高めるだけではなく、フリーキャッシュフローを最大限に活用して、PBR1倍(またはアコーディアが割安だと考えるレベル)までは自己株取得を徹底的に行うなどといった骨太な株主還元策を要求しています。

さらに同社を取り巻く経営環境としては、2016年のオリンピックからゴルフが正式種目になることや、中小企業の交際費課税の軽減、景気の回復に伴った需要の拡大期待など、明るい材料には事欠きません。

日足チャートをみると、5日移動平均線(7日現在、91520円)にサポートされながら上昇トレンドを継続し、7日に93900円まで上昇し、連日で昨年来高値を更新しました。
週足では、26週移動平均ベースのボリンジャーバンドの+1σ(同、84650円)と+2σ(同、98722円)の間でバンドウォークをしています。このバンドウォークを続けながら、株価は上へ上へと動くとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。