家電量販店の店員さんが(こっそり)教える 上手な値下げ交渉の方法

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住み慣れた街や実家を離れ、新しい街で一人暮らしをはじめるとき。お部屋選びが済めば、次に取りかかりたいのか家電探しですよね。いいものをお手頃価格で手に入れたいけど、どうすれば上手な買い物ができるの? 誰か教えて!

今回のちょいたつ(ちょい達人の略)は、大手家電量販店に勤める男性。入社以来デジカメ、掃除機、冷蔵庫、オーディオ機器などさまざまな売り場を経験してきた彼に、上手な値段交渉の方法を聞きました。

■雨の日のまとめ買いで大幅値引き!?
「購入当日は雨の日を選んでください。客足の少ない雨の日だと、客を逃がしたくないために値引きするケースが少なくありません。また、商品のまとめ買いをすると、大幅な値引きが見込めます。店からすると、一商品だけ買う単価の安い顧客よりも、まとめ買いをする購入単価の高い客の方が『他店に行ってほしくない』という思いが強いので、思い切った値引きをしてもらいやすくなるのです」

一人暮らしをはじめる際は、冷蔵庫や洗濯機、炊飯器に電子レンジなど、たくさんのアイテムをまとめて揃えなくてはいけません。値切るのに適している環境と言えそうです。

■他店の価格を交渉材料に
「まず、他の家電量販店に行き、欲しい家具一式がいくらで買えるかをメモしておきます。2〜3軒回った後に、本命の家電量販店の店員に欲しい家電を伝え、『他の店を見てきたこと』と、『一つの店でまとめて買うつもりであること』を話しましょう。店員の多くは『他店の価格』を聞いてくるはず。その際、他店での価格と自分の希望価格を伝えれば、値段調整をすることが多いですね」

店員さんとしても、他店より高い値段を提示して、お客さんに逃げられたくないもの。冷やかし客になってしまうのは申し訳ないですが、値段比較はしておいて吉のようです。

■ポイント還元率を交渉
「希望予算内に収まらなかった場合、ポイント還元率を交渉するのも一つの手です。最近の家電量販店では、購入金額や商品に応じて、次回の家電購入に使えるポイントを付与している店がほとんど。店側の目的は、ポイントの付与によって次回の来店に繋げ、客を囲い込むことにあります。そのため、単に商品の値段をさげるよりも、ポイントを大幅に付与した方が、店側としてもメリットが大きいのです」

新生活では、テレビのコードや電球など、後々になって細かい家電製品が欲しくなることも。普段家電製品を買うことが少ないという人も、持っておいて損は無さそうです。

■ひとことアドバイス
「店員がどの商品を売りたがっているのかを見極めるのもいいですね。店としては、メーカーと協約を結んだり安い原価で仕入れることのできたりした商品を売って利益を出したいと考えます。店員が売りたがっている商品であれば、値切れたり大幅なポイント還元をもらえたりする可能性もあります」

春は家電以外にも、スーツを新調したり歓送迎会に出向いたりと、何かと物入りな時期。支出が膨らみすぎて、ゴールデンウイークを迎えるころには金欠に......なんてことは避けたいものです。ぜひ納得のいく価格で新生活グッズを購入してくださいね!

(山本莉会/プレスラボ)