高利回りが続く通貨選択型ファンド、 2013年の買いの通貨&投資先はコレだ!

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通貨コースの種類も増え、一方で投資対象にも欧州のハイイールド債が加わるなど、商品の拡大が続く通貨選択型ファンド。個人投資家にも根強い人気があり資金流入が続いているが、利回りはほんとうのところどうなっているのか。ザイ編集部では通貨選択型ファンドの通貨別の利回りランキングを作ってみた。

低迷していたレアル建ても2012年の年末から急回復へ!

 投資対象の利回りに加え、選択した通貨の金利も狙える通貨選択型ファンド。投資対象以上に通貨自体の値動きが成績に大きな影響を与えるという側面を持つ。たとえば、最も人気を集めているブラジルレアルは、2012年3月の高値から11月まで対円レートが20%近くも大幅下落。一時は、1年間に受け取った分配金から基準価額の下落分を差し引いて計算する「本当の利回り」も大幅のマイナスとなった。レアルや南アランドなどを組み入れる「資源国通貨」コースも同様の結果となった。

 しかし、逆もしかりで、為替レートが円安に転じれば、成績にはプラスに。現にブラジルレアルは2012年末から反発に転じ、本当の利回りも急回復中だ。表は、通貨コースごとの2012年1年間の本当の利回りのランキングベスト3。ジェットコースターのような値動きだったブラジルレアル型も終わってみれば2012年の本当の利回りは平均17.4%と高水準。トップは、欧州ハイ・イールド債券に投資する「DWS欧州ハイ・イールド債券ファンド」の31.8%だ。

為替リスクを取らないで利回り7%の円コースも人気!

 ブラジルレアルよりも平均利回りが高かったのが、トルコリラコースで、平均19.4%。まだ本数は少ないものの、資金は流入を続けている。

 高金利通貨である豪ドルも高利回りで、本当の利回りは平均13.4%。ブラジルレアルなどの新興国通貨よりも値動きが安定的で人気も継続している。

 一方で、為替をヘッジして、資産の利回りだけを狙う円コースの平均利回りは7.2%。為替リスクを取りたくない人に人気で、基準価額が回復したブラジルレアル型や豪ドル型を利益確定し、安定的な円コースに乗り換えている人も多い。

 リスクは高めだが、半面高利回りが狙える通貨選択型ファンド。アナタの保有している通貨選択型ファンドの本当の利回りは果たしてどうなっているのか。書店、コンビニで発売中のダイヤモンド・ザイ4月号では、通貨選択型ファンド58本の本当の利回りを通貨コース別に利回りランキングとともに大公開。利回りを比較して、保有継続か、それとも乗り換えかを検討してみてはいかがだろうか。

(文/ザイ編集部)

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