「女性はアボカド好き」。こんなフレーズを聞いたことがある人は多いはず。しかし、それは本当なのでしょうか?  昨年タキイ種苗が調査した「最も好きな野菜は何ですか?」の回答結果は、1位は4年連続でトマト。以下メロン、じゃがいも、たまねぎ、スイカと続き、アボカドの記述はなし。それもそのはず、アボカドは実はフルーツの仲間。だから、好きな野菜のランキングには入ってこないのです。

 フルーツということがわかると、不思議な感じがします。しょう油にわさびまでつけて、おいしいフルーツってほかにあるでしょうか?  チーズをのせて焼いておいしい果物なんてアボカド以外にはなかなか思いつきません。

 2007年に東京・渋谷にアボカド専門店を開いた佐藤俊介さんは、『365日アボカドの本』の中で、「何百種類のアボカド料理を試作してきましたが、今のところ合わない料理はありません」と話します。さらにアボカドにつけられた数々のキャッチコピーも披露。それらは「森のバター」「生命の源」「若返りの美容液」「天然のサプリ」などなど。

  これらの称号はおおげさなものではなく、優れた特性によるもの。たとえば、果肉の2割を占める脂肪分はオレイン酸などの不飽和脂肪酸で悪玉コレステロールを減らす効果が。また、血行促進や抗酸化作用のあるビタミンE、C、Aの相乗効果でアンチ・エイジング効果も期待できるのだとか。ほかにも、食物繊維が豊富、高血圧や脳梗塞予防など、摂取して損はない栄養素ばかりです。

  本書には、アボカドを生で食べるアレンジ法から、中華風の炒め物、角煮、揚げびたし、そしてスイーツまで、本当に1年中楽しめそうな種類のレシピが掲載されています。誰もがその新しい楽しみ方に驚くこと必至です。

「女子はアボカド好き」の真偽ですが、ぜひみなさんのまわりの女性にも聞いてみてください。先述した魅力がつまっているのですから、嫌われるわけがないはずです。



『365日アボカドの本』
 著者:佐藤 俊介
 出版社:PHP研究所
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