元アスキー編集長が教える。ウェブ上に「マイ観光マップ」を作ろう




「グーグルマップの機能を使って、自分仕様のオリジナルマップを作ることができます。僕の居酒屋マップとか、行きたいスポット一覧マップ、旅の準備マイ観光マップなど、どんなふうにでもアレンジすることができます」と話すのは、パソコン活用情報誌『アスキーPC』元編集長で、大正大学表現学部教授の大島一夫先生。その利用法について伺いました。



■位置の登録に加えて、説明文や写真、動画もさし込める



大島先生が勧めるマイマップ作りは、グーグルマップの「マイプレイス」という機能を使います(操作については右記ご参照 http://support.google.com/maps/?hl=ja)。大島先生はその楽しみ方、利用法についてこう説明します。

「『マイプレイス』とは、グーグルマップ上に保存したスポットや店を地図上にまとめることができる機能です。わたしは、『よく行く店のまとめ』や、『旅の準備と記録』用などに重宝しています。



操作法は簡単です。グーグルマップ上で、マイプレイスのページを表示したときに現れる『地図を作成』をクリック、そこから『自分専用の地図』を作ります。



まずは、タイトルを記入しましょう。例えば、『私の旅_京都マップ_2013年07月』などとしておき(あとから訂正可能)、次に、グーグルマップ上で検索したホテル、駅、観光名所、グルメ、みやげ店などをどんどん登録、保存していきます。



この地図を『編集』の状態にすると、移動ルートを記入することもできます。登録したスポットを訪れる順番や経路が一目で分かるので便利ですね」



また、自分で登録情報を編集することができるのだとか。

「スポットには、説明文や写真、動画で情報を加えることができます。写真はウェブ上から追加することになるので、Picasa(ピカサ。グーグルのウエブアルバムサービス)などに写真をアップしておくといいでしょう。また、グーグルプラスに参加しているなら、そこから写真をアップすることができます。さらに、Youtubeにアップしてある動画ならリンクを入れることもできます」(大島先生)



■旅友と共有して編集できる。スマホでも見れる



マイマップを作る上で、ネット地図ならではの使い方があるとか。大島先生は、こう紹介します。

「マイマップは、友だちと共有することもできます。最初に地図のタイトルをつけた段階で、『限定公開』を選んでおきましょう。マイプレイスのマイマップのところに『共同編集』という項目が表示されるので、これをクリックして『共同編集する人』を招待します。



それに、グーグルプラスローカルと連携したスポットには一般公開のコメントも記入することができます。



グループでマップ作りを進めると、旅に出る前の準備、旅の最中の記録、旅のあとの楽しみまでが大きく広がるはずです」



家族旅行では、子どもと共同作業ができて楽しそうです。大島先生はご自身で、グルメマップも作っておられるとか。

「はい、居酒屋が好きなので、訪れた店や行きたい店を登録し、簡単なメモや写真などを加えています。『東京食べ飲みマップ』というタイトルにしていますが、友人に店の情報を教えるなどの便利さと、自分の楽しみ、記録の充実感が味わえます」



大島先生は、「行きたいスポットマップ」など、備忘録代わりに使うのも便利だと言います。

「検索やグルメページ、ブログなどをたどっていくうちに気になる店を見つけたら、その地点をマップに保存しておきます。いつか行ってみようという地図ができあがります。

旅先で偶然見つけた店も登録しておきたいですね」(大島先生)



大島先生自作のグルメマップ『東京食べ飲みマップ』(https://maps.google.com/maps/ms?msid=210252780055144555667.0004460a350d811d02519&msa=0)や、『パリ旅行の記録』(https://maps.google.com/maps/ms?msid=210252780055144555667.0004aa9a037aebd59f63c&msa=0)などを拝見していると、自分もすぐに作りたくなりました。

早速作成開始したのが、仕事で使いたい『マイビジネス便利マップ』です。仕事で訪れるスポット、ランチの店、打ち合わせに利用できるカフェ、書店、図書館などを登録、公衆無線LANや電源の有無などを書き加えます。

会社からの移動ルートや所要時間も明らかになって、手軽なビジネスツールとなりました。同僚と共有して、情報を増やしているところです。



マイマップの操作は簡単で、感覚的に作業を進めることができます。最初は、移動ルートの表示法にやや混乱することもありますが、スポットを登録保存するだけでも楽しく、操作しているうちにすぐに慣れました。



「この作業をしておくと、現在のところ、スマートフォンのAndroidでも、グーグルマップのアプリでマイマップを表示できます。iPhoneの場合は、保存したスポットと履歴まで確認できます」(大島先生)というように、スマホでの操作も快適です。遊びに趣味に旅に出張に仕事にと、日常のシーンで多彩に役に立ちそうなマイマップ作り、ぜひお試しください。



※2013年2月10日現在の情報です。







監修:大島一夫氏。『週刊SPA!』(扶桑社)、『週刊アスキー』(アスキー・メディアワークス 以下同)の創刊を経て、『アスキー・ドットPC』編集長、『月刊アスキー』編集長を歴任。現職は大正大学表現学部教授。『タッチ1秒検索術』(アスキー新書 800円)、『すぐわかる40歳からのiPad』(アスキー・メディアワークス 1,449円)を監修。





(藤井空/ユンブル)