昨年末に、くも膜下出血のため入院、1月7日に退院し、春先の活動再開を目標に療養を続けてきた音楽家の星野源さん。その星野さんがJ‐WAVEの人気ラジオ番組「RADIPEDIA」の3月4日放送回で復帰を果たしました。

 初主演作「箱入り息子の恋」や園子温監督の「地獄でなぜ悪い」といった出演映画の公開を控え、5月10日に公開されるアニメ映画「聖☆おにいさん」ではブッダ役の声優に挑戦! 音楽以外にもマルチな才能を発揮している星野さんの、これからの活躍が期待されます。

 そんな星野さんは近年、文筆家として顔を持つことでも有名。「POPEYE」、「MUSICA」、「ダ・ヴィンチ」といった人気雑誌でコラムを寄稿している彼が、2009年に上梓した単行本が今年1月文庫版に生まれ変わりました。書籍『そして生活はつづく』は、音楽家・俳優・文筆家であるまえに、ひとりの人間として生きる星野さんを垣間見ることができるエッセイ集です。

 仕事から帰宅すると携帯料金の支払い請求書がポストに入っている。しかし、もう夜遅いし「明日払おう」と思ってしまう。そして適当な場所に請求書を置いてしまい、翌朝にはそれを見つけることができない。こうした状況は誰もが1度は経験したことがあるのではないでしょうか? 最終的には滞納通知書が届いてあわてて払いに行くわけですが、星野さんもこうした日々を繰り返しているんだとか。

 また、文庫版には俳優のきたろうさんとの対談も収録。対談のなかで星野さんは本書のことを次のように語っています。

 「この本は、自分のダメな部分をなんとかおもしろくしよう。おもしろがれたら、そんな自分も好きになれるかな、みたいなテーマで、自分のダメな部分をなるべくそのまま書いた本なんです」

 自身の楽曲でも日常を掘り下げた歌詞で、多くの共感を生んでいる星野さん。このかざらない姿勢こそが、星野さんの魅力なのかもしれませんね。



『そして生活はつづく (文春文庫)』
 著者:星野 源
 出版社:文藝春秋
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