シャンプーを嫌がる子どもの髪をスムーズに洗うための工夫9パターン
「髪を洗うと子どもが泣くから、お風呂はいつも憂鬱」という人は多いのではないでしょうか。そこで今回は、独自アンケートを参考に、わが子とのお風呂が楽しくなるよう頑張っているママたちの「シャンプーを嫌がる子どもの髪をスムーズに洗うための工夫」をご紹介します。



【1】泡をいっぱい作って、遊びながら洗う
「泡のついた髪をネコ耳や王冠とかにしてあげると、『私も!』と自分でやり出します」(30代女性)というように、子どもが喜びそうな遊びを交えてあげると、「シャンプーって楽しい」と思ってもらえそうです。「髪をキレイに洗わなきゃ」とムキになる前に、まずは「ママと一緒に遊ぼうか」と誘ってみてはどうでしょう。


【2】シャンプーハットを使って、顔にお湯がかからないようにする
「乾いたタオルを顔にあてて、『大丈夫だよー』と言いながら洗うと安心するみたい」(30代女性)というように、お湯を怖がる子には、顔が濡れないように工夫してあげるといいでしょう。耳元で響くシャワー音に怯えることもあるので、優しく大きな声で「もう終わるよ」などと話しかけてあげるとよさそうです。


【3】「どっちが早く終わるか競争!」と、親も一緒にやる
「私が髪を泡立てながら『同じこと、できる?』と息子に言うと、嬉しそうに私のマネをして洗います」(30代女性)というように、「ママと一緒にやってみよう」と勧めてみると、やる気を刺激できそうです。途中で「もうヤダ」とグズり出したら、素早く洗髪を終わらせて「頑張ったね」と褒めてあげましょう。


【4】子どもを仰向けに寝かせて洗って、美容院ごっこをする
「座った私の膝に娘の頭を置いて、膝枕の状態で丁寧に洗ってあげると、おとなしくしてますよ」(30代女性)というように、頭や体の一部を母親が支えてあげると、子どもは安心して身を任せてくれそうです。美容院のように顔を上に向かせれば、お湯もかかりにくいので、怖がりの子に試してみてはどうでしょう。


【5】「上手にゴシゴシできるかな?」と声をかけてあげる
「毎回『よく頑張ったね! キレイにできたね』と褒めまくり。得意になって、今は自分で洗ってます」(40代女性)など、とにかく乗せてあげて、子どもの「ヤル気」を促してやるのもよさそうです。拍手しながら「すごーい!」など、多少オーバーなくらいのリアクションをしてあげると、より効果的でしょう。


【6】大好きなキャラクターのシャンプーを用意する
「壁に張ったクマさんシールは娘の宝物。泣きかけても『クマさんが応援してるよ!』と言うと必死で耐えてます」(30代女性)というように、子どもが好きなキャラクターグッズを浴室に置いてもいいでしょう。「クマさんが『キレイに洗おう』だって」などと誘えば、洗髪を嫌がる子どもの気持ちも和らぎそうです。


【7】オフロやシャンプーの歌を歌っている間に終わらせる
「『1、2…』と一緒に数えながらだと、嫌いなシャワーも『10!』と言うまでジッとしてくれます」(30代女性)というように、数や歌で「ゴール」をわかりやすくしてあげると、子どもも我慢しやすいでしょう。歌が短すぎるときは、テンポを遅くしたり、歌詞を変えてみたりして、楽しくアレンジしてあげるとよさそうです。


【8】「お友だちに『くさい』って言われちゃうよ」と脅かす
「『髪の毛にバイキンが!』と私が騒ぐと、娘は『早く取って!』と慌てて頭を突き出します」(40代女性)というように、「洗わないと大変なことになる」と思わせるのも子どもの心を動かしそうです。とはいえ、恐怖心をあおりすぎると、度を越えた潔癖症になったり、洗髪をもっと嫌いになることもあるので、やりすぎには気を付けましょう。


【9】「今日は幼稚園で何したの?」と、おしゃべりをさせて気をそらす
「しりとり遊びをしながら、息子が答えを言うのに夢中になっている間にササッと洗っちゃいます」(30代女性)というように、好きなゲームやお話などに没頭させると、洗髪を嫌がることを忘れてしまう子も多そうです。相槌を打ったり問いかけたりして、子どもが気分よく話せるように仕向けるといいでしょう。


「シャンプーを嫌がる子どもの髪をスムーズに洗うための工夫」には、ほかにどんなものがあるでしょうか。皆さんのご意見をお待ちしています。(セイノマサコ)