なかったことにしたい私の「黒歴史」






20年、30年と生きていれば、「抹消したい!!」と思うような出来事の一つやふたつはあるのでは? 今回は、そんな「黒歴史」をマイナビニュース会員の皆さんにお聞きしました。



調査期間:2013/2/8〜2013/2/11

アンケート対象:マイナビニュース会員

有効回答数:1,000件(ウェブログイン式)



Q.なかったことにしたい、忌まわしい「黒歴史」はありますか?



ある…310票



ない…690票



お聞きした1,000人のうち、「ある」と答えた方は約3割。



「言えないから『黒歴史』なんです……」(40歳/男性/広島県)という、ごもっともなお声もありましたが、「言える範囲の黒歴史」をご紹介しましょう。





■ああ恥ずかしい、恋愛での黒歴史



「好きだった女の子に詩を送った」(26歳/男性/神奈川県)



「中学生のとき、好きな人の家に無記名のラブレターを届けた。今思えば怖いと思う」(30歳/女性/東京都)



「酔った勢いで、今では大嫌いな女を口説いた」(36歳/男性/栃木県)



「1人の男性を数人と取り合ってド修羅場を繰り広げた」(33歳/女性/東京都)



独りよがり、よく分からない相手に告白、修羅場、経験人数……。恋愛は、まさに黒歴史の宝庫かもしれません。





■若さと勢い、おかしな情熱



「リズム感が全くないのに、チアリーディングのオーディションを受けた」(28歳/女性/群馬県)



自分の適性がまだ分かっていないころは、いろいろとやりがちです。



「急性アル中で病院に運ばれた」(34歳/女性/東京都)



若気の至りで済まないこともあるので、コレは本当に怖い! ほかにも、「知らない人の家の前で寝た」「成人式のスピーチがぐだぐだになった」など、お酒ネタは多数。



「中学生のころ、アニメキャラに恋していることを公言したこと」(29歳/男性/茨城県)



あこがれのキャラや芸能人などに本気で恋をしてしまうのも、若かった証拠。筆者の知人にも、「広末涼子と結婚できると、本気で思ってた」という方がいます。



「中学で英語の授業が始まると同時に、英語圏の文化にかぶれた。年賀状にも、新年を祝う言葉と一緒にクリスマスのお祝いも英語で書いていた」(30歳/女性/東京都)



……中学生のころ、わざわざ、アメリカ英語ではなくイギリス英語の発音を一生懸命練習したことがあります……。「カッコイイ」の感覚を狂わせる英語は魔物! (そんなことより英語の勉強自体をもっとしておけばよかったのに……)





■写真をすべて回収したくなる「外見」



「高校時代は今より10kg太っていた」(30歳/女性/岩手県)



「ゴスロリ好きだった高校から大学時代。高い洋服が買えず、手作りしたり安いものを使ったり中途半端な格好だった。服装自由の卒業式の写真も変」(28歳/女性/千葉県)



今は、お金はあるそうですが、だんなさんの手前着ることができないそうです。若くて冒険できる間はお金がなく、お金ができる年齢になったら着られなくなるというのは残念!



「ワンピースの影響で、大きめの麦わら帽子をかぶって本気でオシャレだと思っていた」(34歳/男性/滋賀県)



腹巻きや渦巻き眉よりは、黒歴史度は低いんじゃないでしょうか?



「髪の毛が腰より長かったこと」(25歳/女性/東京都)



それが黒歴史?と思いますが、細すぎる眉などと同様で、「なぜあんなにこだわってたんだろう?」という感じなのでしょう。





さまざまな黒歴史コメントをご紹介してきましたが、中には、黒歴史を栄光の歴史に変えた方も。



「高校1年のとき、国語で最初の一度だけ赤点を取ってしまった。最初の通信簿だけ中学に見せに行くことになっていたので、校長に見せるハメに。ですが、それ以降国語は逆に得意科目になりました」(30歳/男性/静岡県)



これは素晴らしいですね!



こんなふうになれば、黒歴史も自分の歴史の一部として、誇りに思えるかもしれません。





(文/島田彩子)