J.フロント リテイリングが3月4日、連結子会社としてスーパーマーケットを展開するピーコックストアの全株式を、4月1日をもってイオンに譲渡することを発表した。譲渡価額は計300億円になる見通し。今後は経営資源を百貨店その他の事業に集中させる。

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 J.フロント リテイリングは、食品スーパーマーケットの競合激化や進行する値下げ競争などでスーパーマーケット事業の業績が低迷しており、また今後も環境は一層厳しくなるとしてピーコックストアの売却を決定。同事業から撤退する。

 グループ全体の2012年10月9日時点での売上高は、松坂屋と大丸と展開する百貨店事業と昨年子会社化したパルコ事業が約8割を占めている。J.フロント リテイリングは昨年10月の大丸東京店の改装に加えて、5月までにパルコの全国19店舗の大規模リニューアル、現在「松坂屋銀座店」がある銀座6丁目2街区の再開発プロジェクトへの出店を決定しており、百貨店とパルコの経営強化を進めている。