イヴ・サンローラン、原点のパリ左岸″リヴ・ゴーシュ″に戻る

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 Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)が、パリ7区の「ホテル・セネクテレ」に新しいサロン・ド・クチュール(フィッティング・サロン)を構えることを発表した。メゾンが最初のブティックを構えた地でもあるセーヌ川の左岸(=リヴ・ゴーシュ)の中心地で、開設は2013年10月。クリエイティブ・ディレクターHedi Slimane(エディ・スリマン)が手がける「SAINT LAURENT(サンローラン)」メンズ・ウィメンウェアのアトリエも、同地に移転する。

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 Yves Saint Laurentが現在アトリエを構えているパリ1区は、創業者Yves Saint Laurentが自身のファーストコレクションを発表する前に拠点を置いていた地。メゾン初のプレタポルテコレクションのブティックは、1966年にセーヌ川左岸の6区トゥルノン通りにオープンし、フランス語で"左岸"を意味する"リヴ・ゴーシュ"が名称に使用されたことで知られている。また、Yves Saint Laurent自身も左岸に位置する7区のバビロン通りに居住していた。Hedi Slimaneの就任にともなってYves Saint Laurentは、メゾンにとって原点回帰を意味しブランドを再構築させるために重要な場所と位置付ける左岸に戻ることを考え、約1年間をかけてサロン・ド・クチュールとアトリエの移転を決断したという。新拠点となる「ホテル・セネクテレ」は、ユニヴェルシテ通り24番地に位置。1688年にトマス・ゴベールが国王のために建築し、18世紀末に改築された建造物に入居する。

 なお、Hedi Slimaneは現在アメリカ・ロサンゼルスにデザインスタジオを構えている。「SAINT LAURENT」のアトリエの移転後も、ロサンゼルスを拠点にクリエイション活動を行う予定だ。