正しいシャンプー法、間違ったシャンプー法



皆さん、髪の毛や頭皮をキレイに洗えていますか? 寒い時期は抜け毛が増える季節です。髪の毛や頭皮がキレイに洗えていないと、さらに抜けてしまいますよ。ということで今回は、美容師に聞いた、頭皮をキレイにするための効果的な洗髪方法をご紹介します。



――冬は抜け毛が気になる時期ですが、洗髪で抜け毛を減らすことはできるのですか?



冬場は、1日に100-150本前後もの髪の毛が抜ける季節です。暖房による乾燥などで髪や頭皮の健康状態が悪くなれば、抜ける本数はさらに増えます。しかし、正しい洗髪で頭皮を清潔な状態にキープすれば、抜け毛を少しでも減らすことができますよ。



――では、頭皮を清潔な状態に保つための正しい洗髪方法を教えてください。



まず、洗髪前に3分間ほどじっくり頭皮をすすぎ洗いします。お湯は熱過ぎないようにぬるま湯で。頭皮全体がしっかりとぬれるようにしましょう。これにより頭皮や髪の汚れが落ちやすくなります。また、シャンプーの泡立ちも良くなります。



――いきなりお湯をかけてシャンプーをするというのは良くないのですね。



頭皮が十分にぬれていない状態でシャンプーを付けても泡立ちにくく、また汚れも落ちにくくなりますからね。しっかりとすすぎ洗いができたら、次は髪の水分を切ります。水分が多過ぎると泡立てたシャンプーが流れてしまいますので、ここでしっかりと切っておきます。



――水気を切らずそのまま、という人は多いですよね。



手間がかかりますから、髪がベシャベシャにぬれた状態でシャンプーを付けてゴシゴシ洗うという人が大半でしょうね。これでは頭皮をしっかりと洗えません。面倒くさくても水分をしっかりと切りましょう。



水分を切ったら、次はシャンプーを手に取り泡立てます。シャンプーの量は髪の長さで変わりますが、プッシュボトルで1プッシュ程度でいいでしょう。手に取ったシャンプーを手でしっかりと泡立てたら、頭頂部分を中心に全体に付けていきます。



――頭に直接シャンプーをかけて洗う人もいますが、あれは駄目なんですよね?



シャンプーを直接頭にかけると、全体に泡が行き届かない上にシャンプー液が頭皮に残ってしまい、かぶれなどの原因になるんですよ。



――直接かけるのは悪いことだらけなんですか……。



頭皮や髪の毛全体に泡を付けたら指の腹の部分で円を描くように洗います。指を立ててグッとわしづかみにする感じで、頭皮をグイグイともむように、マッサージをする感覚で洗ってください。あとは指の腹部分で前後にシャカシャカと動かして洗います。



髪の生え際やつむじの部分もしっかりと指の腹の部分で洗うように。



――指の腹で洗うのはもうおなじみですね。



ササッと洗う程度では皮脂が落ちないので、とにかく頭皮全体をしっかりと洗ってください。理容室や美容院でのシャンプーをイメージしてやるといいですね。



――なるほど。



次はすすぎです。髪ではなく頭皮の部分にお湯をかけるようにして泡を流していきます。すすぐ際も頭皮をもむようにマッサージしながら。もちろん、時間をかけてしっかりと泡を落としてください。先ほども言いましたが、洗剤が残ると頭皮のトラブルの原因になります。



――すすぐときのお湯の温度はどれくらいがいいですか?



38度で、少しぬるめぐらいがいいでしょう。熱過ぎると頭皮にダメージを与えてしまいますし、必要な油分も流れてしまいます。



――そうなんですね! 熱いのが好きな人でも洗髪時は我慢ですね。



基本はぬるめのお湯です。基本的には、これらのことに気を付けるだけでだいぶ汚れの落ち具合が変わります。水分を切ったりシャンプーを泡立てたり多少の手間は掛かりますが、髪を大事にするためにぜひ実践してもらいたいです。



お話をまとめると、



・洗髪前にぬるま湯で頭皮をすすぐ

・すすいだ後は水分を切る

・シャンプーはしっかり泡立ててから頭皮に付ける

・指の腹でマッサージするよう、円を描くように洗う

・生え際やつむじもしっかりと指の腹で洗う

・頭皮の部分から時間をかけてしっかりとすすぐ

・お湯の温度はぬるめで



ということでした。



最近では、女性でも頭皮ケア不足で薄毛になってしまう人が増えているそうです。暖房などで頭皮が乾燥しやすいこの時期、正しい洗髪で頭皮を清潔に保ち、抜け毛を減らしましょう!



(貫井康徳@dcp)