女性誌『FRaU』で、女優の加藤あいさんが"裸身"で表紙を飾ったことが話題となりました。この雑誌の特集はダイエット。先月も『an・an』がダイエット特集のムックを出し、冬の間に太ってしまった人たちに向けて、出版界が猛烈アピールといったところでしょうか。たしかに薄着の季節になる前に、どうにかしたい!と思っている人が多いのでしょう。

 そんな人に食べて痩せる「禅ごはん」はいかが? 禅ごはんとは、寺院で厳しい修行に励む僧侶が食していた精進料理のエッセンスをふんだんに盛り込んだもの。精進料理研究家の藤井まりさんが推奨しているもので、その教えは『旬の禅ごはん』にまとめられています。

 藤井さんは教室で禅ごはんの作り方も教えているそうですが、「旦那さまに作ってさしあげた生徒さんから『夫が10キロ痩せました』という報告もあるんですよ」とのこと。夕食を禅ごはんに変えて健康的に痩せ、リバウンドすることなく体重をキープしているそうです。

 精進料理の主な食材は、野菜、豆類、穀類、果物や乾物など。肉食は避け、にんにくやねぎといった臭いの強い野菜も使いません。料理法もシンプルですから、どうしても素材のよさは大きなポイントに。素材の「旬」を大事にし、「滋味」を味わう喜びを知るということは、現代人にとっては貴重な体験かもしれません。

 料理法は煮物や和え物が中心で、油もほとんど使わないので、いかにも健康によさそう。けれど、手間がかかるのでは...? そう思いつつ、レシピを見てみると、意外と作り方の説明文が短いのです。たとえば、「海藻サラダ 豆腐ドレッシング」は約50文字。材料をすり混ぜたり、切ったりするだけで立派な一品になるのです。

 毎日自宅で食事を作ることが難しい人もいるでしょうが、週末だけ、または週に2,3度、禅ごはんにチャレンジしてみるのもいいかも。食材の旬を覚えて、季節を感じることは、からだだけでなく心にもよい栄養分を与えてくれそうです。



『こころもおいしく満たす 旬の禅ごはん: 鎌倉・不識庵の台所から』
 著者:藤井 まり
 出版社:誠文堂新光社
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