ブラジルのサッカー選手の愛称の意味って知ってる?



サッカーのブラジル人の選手の登録名は、愛称が用いられていることがほとんど。その理由は、ブラジルは愛称を公的な場でも使う習慣があるからなのだとか。ブラジルのルーラ元大統領のルーラも幼少期の愛称なのだそうです。



さて、そんなブラジル人の愛称ですが、意味を調べてみるといろんなものがあります。例えば、イタリアセリエAで活躍したパト選手のパトは「あひる」という意味。また、サッカーの王様であるペレは「裸足」という意味です。今回は、こうしたブラジル人サッカー選手の愛称と意味を紹介します。





●ジーコ

ジーコ。本名はアルトゥール・アントゥネス・コインブラといいます。おなじみのジーコというのは愛称で、意味は「痩せっぽち」。ジーコがやせていたことからこの愛称が付いたそうです。ストレートな愛称ですね。今は丸々と太っているのでちょっとそぐわない感じですね。



●カカ

何度も来日し、イケメンサッカー選手として報道されたりと、日本での知名度も高いカカ。本名はリカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイチ。カカという愛称は、実弟が幼いころに「リカルド」をうまく発音できず「カカー」と言っていたことから付いたそうです。ちなみに「カカ」というのはイタリアではう○こという意味の発音です。



●カレカ

Jリーグの柏レイソルにも所属していたこともある元ブラジル代表のカレカ。カレカというのはポルトガル語で「ハゲ頭」という意味です。はげてもいないのにこの愛称が付いたのはカレッキーニャというコメディアンが大好きだったからだそうです。大好きな人にあやかった名前だからこそ、ずっと使い続けているんですね。



●ガリンシャ

ブラジル代表として2度のワールドカップを制覇し、20世紀最高のウイングと称されているガリンシャ。この愛称はポルトガル語で山岳地帯に生息する「ミソサザイ」という小鳥の意味です。なぜこの愛称が付いたかというと、ミソサザイのように体が小さかったという説と、ミソサザイを撃ち落とすのが上手だったからという説があります。



●ドゥンガ

ブラジル代表のキャプテンとして優勝カップを掲げ、日本でも活躍したドゥンガ。本名はカルロス・カエタノ・ブレドルン・ヴェーリーで、ドゥンガというのは愛称です。意味は「白雪姫と7人のこびと」のこびと兄弟の末っ子である「dopey」(おとぼけ)から付けられました。闘将と呼ばれるほど熱血なドゥンガがおとぼけってちょっと違和感がありますね。



また、ブラジルのお隣のアルゼンチンにも面白い意味の愛称を持つ選手がいます。



元アルゼンチン代表のクラウディオ・ロペスの愛称は「ピオホ」。ピオホは「シラミ」という意味です。シラミのようにスピードに優れ、神出鬼没だったことからの愛称だそうです。また、元アルゼンチン代表監督のマルセロ・ビエルサは重度の戦術マニアだったことから「エル・ロコ」(変人)というダイレクトな愛称が付けられています。





愛称を大事にする習慣があるからこそ、こうした競技への登録もそのままにするんですね。日本で同じ習慣があれば、野球やサッカーで「ゴリ」とか「メガネ」といった愛称が登録されていたかもしれません(笑)。



(貫井康徳@dcp)