多少の調整はあるものの、イケイケドンドンの日本株。本誌も完売御礼! ありがとうございます。「いま買わないで、いつ買うの?」、ということで久々の上げ相場にスコーンと乗れる銘柄を今月もたっぷり集めました!!!♪♪♪


宮中恒例の年間行事のひとつ「歌会始の儀」が今年は1月16日に執り行なわれた。株式市場関係者の間では、この歌会始で発表される「お題」が、不思議と相場に密着するものとして以前から関心を集めている。過去のお題と相場動向の関係を見てみると「家」で住宅メーカー人気、「水」でウォーターフロントテーマ登場、「晴」でバブル天井圏といった具合で、こじつけの感は否めないものの、その関連性に着目する人は多い。

2013年のお題は「立」だった。文字通り、相場は政権交代と「アベノミクス」の効果で2012年の土壇場で相場は「立」を演じた。そして、今回発表された2014年のお題は「静」。躍動感あふれるお題を期待した向きにはやや肩透かしだったようだが、この「静」のお題を相場的に連想してみるとなかなか興味深い。「静」のつく言葉をストレートに連想すれば「静岡」だろう。社名に「静」の文字を抱える上場企業は静岡銀行と静岡ガスに限られる。これを「静岡県」に置き換えると面白い。

静岡県に本社を置く上場企業の特徴は、?スズキ、ヤマハ発動機など自動車や二輪車、その関連部品企業、?ヤマハ、ローランド、河合楽器といった楽器メーカー、?浜松ホトニクスなど研究開発型企業など。そして、これらの企業に共通するのが「為替の円安メリット」という点だ。これらの企業は昨年までの円高局面で厳しい事業環境を耐えてきた経緯があることから、相場的にも新鮮な銘柄が多く存在する。

さらに、ヤマハ、浜松ホトニクスなど世界的な企業が静岡県から生まれているが、東海地区を足がかりに全国規模の眼鏡チェーンとして成長中なのがメガネトップだ。店舗名の「眼鏡市場」のほうがなじみ深いだろうか。昨年末現在で直営とフランチャイズの「眼鏡市場」は計766店舗で、グループ全店では819店舗と拡大中。低価格の4価格帯店舗「アルク」の店舗拡大にも着手している。外国人持ち株比率が高まっていることも特徴である。


この記事は「WEBネットマネー2013年4月号」に掲載されたものです。