向後の7日株:需給は劇的に改善!東京サマーランドでメガソーラー事業を開始する、含み資産株(967X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

東京都競馬(9672)が今日の注目銘柄!

2月28日の大幅高(261円前日比29円(12.50%)高)で1月9日の253円を上抜き、チャート妙味が増した同社に注目します。昨年末から同社など「土地持ち銘柄」の物色がはじまっていましたが、同社株は年初1月9日に目先天井を付け、調整していました。しかしながら、253円をブレイクしたことで、調整は終了したとみてよいでしょう。一方、東証は、同社株の信用取引に関する臨時措置を2月5日売買分から解除しています。これは信用需給の面からポジティブ要因です。

同社は、都内に大井競馬場や東京サマーランドなど広大な土地を有する代表的な「含み資産株」です。また、注目するべきは、主力事業である競馬・オートレースやサマーランドは業績のぶれが大きいため、2014年4月からグループの遊園地「東京サマーランド」でメガソーラー(大規模太陽光発電所)事業を始める予定であることです。そして、このメガソーラーの部門営業損益は14年12月期、200万円前後の黒字と、初年度から黒字を確保する見通しで、通年で稼働する15年12月期からは、営業利益が1000万円程度、売上高も約3,500万円を確保できるとの観測が報じられています。

さらに、シルバー世代に喜ばれる新たな事業を検討し、季節に左右されない新規事業への積極的な展開を図っていく方針です。これは今後の期待材料です。

ちなみに同社は、5年後(17年12月期)の目標を売上高170億円、営業利益32億円、当期純利益20億円としています。また、年間3円の安定的な配当を継続的に実施して方針です。

テクニカル的には、先述の1月9日の253円を上抜けたので、需給は劇的に改善し、上に飛びやすくなっているとみています。日足ベースの一目均衡表の雲上限(28日現在、205円)をサポートにしつつ、雲を上抜けた状態をキープし、株価は堅調に推移しています。つまり、株式需給は良好であり、「下がり難く、上がり易い需給」が維持されていると考えます。

なお、28日の上昇で、月足ベースの一目均衡表の雲上限(28日現在、256円)を上抜きました。これにより、「3役好転」が実現しました。よって、28日の上昇は、長期上昇トレンド発生の狼煙と考えます。言い換えれば、足元の上昇は、長期上昇トレンドの初動との認識です。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。