アンダーカバー、2年ぶりにパリで新作コレクション発表

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 「UNDERCOVER(アンダーカバー)」が、パリで2013-14年秋冬コレクションを発表した。2011-12年秋冬コレクションを最後にパリでのショーを休止していたデザイナー高橋盾。ファッションウィーク期間中の2月27日、ソルボンヌ大学を会場に美と毒を秘めたランウェイショーを開催した。(写真・文:ジャーナリスト樋口真一)

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 「UNDERCOVER」パリコレクション復帰となった今回、トレンチコートやシャツ、ライダースジャケットなどマニッシュなアイテムを解体・再構築し、オートクチュールのようなドレスに仕上げたデザインなどとともに、目や唇など身体のパーツのモチーフを使ったデザインやレントゲン写真を見ているように骨や心臓、内臓のモチーフを服の上に乗せたデザインなどを見せた。仮面舞踏会のように花や羽根で作られたうさぎ、猫、ネズミなどのマスクを付けたモデルたち。コートを再構築したりシャツを集めて作り上げた一着など見慣れたメンズアイテムをカスタムメイドしたドレスは、先シーズンに発表された「ONE OFF(ワンオフ)」コレクションをアップデートした印象だ。たくさんの目と唇を付けたコートや、セクシーなはずのコルセットの上に骨や内臓が描かれ、背骨を描いたデザインもある。花やレースなどで構成された美しいドレスの上にも心臓のようなハートや内臓を思わせる凹凸などをプラス。ユーモラスでありながら童話のような恐ろしさも秘めた「UNDERCOVER」らしい迫力十分なコレクションに、会場は拍手に包まれた。(写真・文:ジャーナリスト樋口真一)