2012年11月28日〜13年2月27日・日足 

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翻訳センターは産業翻訳の最大手。特許、医薬、工業、金融の4分野に強みを持つ。世界の語学関連サービスの売上高ランキングではアジア第1位を誇る。
リーマンショックで停滞したものの、翻訳に加えて専門サービスと組み合わせることによって付加価値を高める戦略を推進し、自動車業界など工業分野の顧客獲得にも成功、業績拡大基調に復帰した。今期売上高は30%超を見込み、来期以降も増収増益の可能性が高い。株価は一時的な調整局面にあるが、筆者は今後1年以内に現行水準の3割上昇が実現すると判断する。

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翻訳センターの株価(2/27前場終値):23万2000円 予想PER:13.9倍 PBR:1.70倍 配当利回り:1.94%

買い目途:23万円台(現状の株価水準)

目標投資期間と目標株価:1年間で30万円

語学関連サービスの世界的企業 アジアではナンバー1


 翻訳センター(2483)は産業翻訳の最大手。特許、医薬、工業、金融の4分野に強みを持つ。

 リーマンショック以降降の停滞期を脱し、2011年3月期より再び業績拡大基調に復帰した。米国の調査会社Common Sense Advisoryが12年5月に公表した世界の語学関連サービスの売上高ランキングでは、世界第12位でアジア地域ではトップに立っている。

 従来から医薬分野ならびに特許分野で強みを持っていたが、10年よりマニュアル/ローカライゼーションに本格進出することによって、自動車・自動車部品、エレクトロニクスの顧客層を広げ、工業分野でも大きく躍進している。
 医薬品分野ではエムスリー(2413)との医学論文翻訳の共同事業を進めるほか、薬事申請や研究推進、成果発表を目的とするメディカルライティングを強化し専門性を高めている。

 特許分野では専門子会社(外国出願支援サービス社)を設立し、海外約40社の特許事務所と提携し、出願支援、特許維持管理業務等を行っている。このように、単なる翻訳だけでなく、専門サービスと組み合わせることによって付加価値を高める戦略を推進している。

 また、翻訳者の管理データベースや、翻訳支援ツールの開発など業務のシステム化も積極的に推進し、効率化による利益率向上にも努めている。

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