「生まれ変わっても今の相手とまた夫婦になりたい」、男性は50.1%、女性は?

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「博報堂 エルダーナレッジ開発 新しい大人文化研究所」はこのほど、全国の40〜60代の男女を対象に夫婦関係に関する調査を行い、その結果をまとめた。

調査対象は全国の40〜69歳の男女合計2,700名(男性1,350名 女性1,350名)。

2012年12月8日〜10日インターネットにより調査した。

調査結果では、「生まれ変わっても今の相手とまた夫婦になりたい」と答えた男性は50.1%に対し、女性は38.5%だった。

さらに年代別にみると、男女ともに「そう思う」と回答した人が50代で最も少なくなっており、50代女性の約3割(28.7%)は「また夫婦にはなりたくない」と回答した。

50代は子どもが自立し、あらためて夫婦二人になったときに、お互いへの不満が噴出していると推察される。

また、子どもの有無別に見ると、子どもがいる夫婦の方が「また夫婦になりたい」と考える人が少ない傾向にあった。

「子はかすがい」とは言うが、子育てにまつわる考え方の差が夫婦の危機を招く場合もあるといえそうとのこと。

「配偶者にがっかりさせられたことがある」の問いに対しても、男女間のギャップが見られた。

男性の54.3%が「ある」と回答した一方で、女性では66.4%にのぼった。

また、「がっかりさせられたことに対して、相手から謝罪してほしい気持ちはあるか」との問いに対しては、女性の約4割(39.5%)が「ある」と回答。

これは、男性の22.0%と比較しても2倍弱の高い数値となった。

このことから、日常の小さなもめごとを、まあいいかとやりすごしてしまう夫と、謝ってほしいと不満に思い続ける妻、といった構図が見て取れるという。

年代別にみると、男性は相手に謝罪してほしいと思う気持ちが60代で大きく減少。

定年退職後、妻が頼りとなるため夫は妻に対し寛大になるが、妻はあくまで謝罪してほしいと思っているようだと調査では分析している。

婚姻中の40〜60代男女に「最近、配偶者との間で増えた時間」を尋ねたところ、ほとんどの項目で女性よりも男性のほうが数値が高くなっており、新しい大人世代の男性は、妻との時間を積極的に作ろうと努力していることが伺えるという。

特に定年退職後の60代男性は「会話する時間」(45.2%)、「相手の話を聞く時間」(41.1%)を多く挙げており、引退後、「妻の話をきかなければならない」「会話も積極的にする必要あり」と考える男性の傾向が明らかに。

また、男性は、「普段の買い物をする時間」 (29.9%)も「ショッピングをする時間」 (27.4%)も高く、買い物に一緒に行く努力をしている傾向が見られるが、妻のほうはその「会話」も「買い物」も相対的に低く、夫が思う程、妻は増えたと思っておらず、やや空回りの傾向にあるようだと推察される。