日本株への投資を考えている人は必読! ”日本株投信”のあれこれを聞いてみた

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昨年の安倍政権発足以降、金融緩和政策への期待などから、円安・株高の流れが続いている。

そうした中、これまで積極的に投資をしてこなかった人達の間にも、株式投資などへの関心が高まりつつある。

今回は、そうした個人投資家が日本株に投資をする場合、どのような商品があるのか、主に日本株に投資する投資信託を中心に、日興アセットマネジメントの妹尾園子氏に聞いてみた内容を紹介したい。

――日本株への投資の方法について伺う前にまず教えていただきたいのですが、安倍政権になって、なぜ今のように急激に円安・株高といった状況になってきているのでしょうか?昨年11月に衆議院が解散された際、自民党は安倍晋三総裁の下、デフレや円高からの脱却を最優先とし、経済成長や財政などを柱にした政権公約を掲げました。

その中で、日銀が金融緩和をもっと積極的に行っていくことを求めました。

確かにこれまでも日銀は金融緩和を行ってきましたが、金融市場では、もう一段の金融緩和政策が行なわれるとの見方が拡がり、円安が進行し、それに伴い日本株式が大きく上昇しました。

金融緩和の効果による経済の押し上げ期待とともに、円安による企業業績の改善期待などもあったと考えられます。

昨年末に安倍政権が成立し、経済政策の方針を「大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略」、いわゆる「三本の矢」を打ち出し、日本経済の再生を推し進める強い姿勢を示しました。

新政権による政策実現への強い期待を背景に、足元においても円安・株高が続いています。

また、日本経済は昨年4月頃に景気後退局面に入り、昨年11月にはその局面を脱したのではないかとみられています。

このことと、安倍政権の政策に対する期待が重なったことが株価の急激な上昇に影響したという側面もあると思います。

――なるほど。

安倍政権誕生前から、日本経済の回復基調があったわけですね。

日本の景気回復の背景には、海外の景気が回復していることも大きな要因であるといえます。

米国経済が緩やかに回復する中、中国経済も昨年後半から持ち直しに転じています。

日本は輸出の状況が景気に与える影響が大きいので、海外景気の回復は日本の景気にも好影響をもたらしつつあるといえます。

こうした中、安倍政権の政策が着実に一つ一つ実行されることで、実体経済が勢いを増していくとみられます。

これまで日本企業は日本経済の先行きや政治に対して期待を持ちにくい状況にあっため、お金を手元に置きがちでした。

しかしながら、安倍政権の政策や、円安・株高で企業が景気や業績の先行きに明るい見通しを持てるようになれば、そのお金を設備投資に使うようになったり、雇用を増やすようになったりすることが期待できます。

また、個人にとっても、雇用拡大や賃金の増加が期待できることに加え、株高による資産増大効果なども相俟って、消費を増やそうという動きとなったりすることで、日本のGDPを押し上げる要因にもなります。

個人や企業の景況感の改善が日本の景気にプラスとなり、安倍政権による政策の実現とともに、さらなる株高へとつながっていくことができるかどうか、現在は非常に楽しみな局面であるといえます。

そうした意味では、日本景気の回復や企業業績の改善を取り込む運用の一つとして、日本株への投資を検討してみてもいのではないかと思っています。

――安倍政権の政策の実施、海外景気の回復を背景にした日本企業の業績改善期待によって、今後も日本株が上昇していく可能性があるわけですね。

ところで、実は私は株式投資をしたことがないのですが、日本株に投資をするとすれば、どのような方法があるのでしょうか?個別銘柄を買うという方法がまず挙げられます。