海外で人気の日本のテレビ番組たち



つめ切りやインスタントラーメンなど、日本生まれの商品が海外でウケています。同じように日本のテレビ番組の中にも海外で高い人気を誇っている作品があります。今回は、海外で人気の日本のテレビ番組を紹介します。



●料理の鉄人

1993年10月10日に放送がスタートし、1999年9月24日まで放送されたフジテレビの人気料理対決番組。昨年、『アイアンシェフ』という名前でレギュラー復活したことも記憶に新しいですね。料理の鉄人は世界80カ国で放送され、大ヒット。アメリカでは吹き替えで放送された日本版が終了した後、同じコンセプトでアメリカ独自に製作。1作目は内容が詰めきれず打ち切りとなりましたが、日本のスタッフが協力して作った2作目が大ヒットとなり、現在でも続編の『ザ・ネクスト アイアンシェフ』シリーズが放送されています。



●風雲たけし城

1986年から1989年にかけてTBS系列で放送された視聴者参加型のバラエティ番組です。「一度でいいからこの番組に出たかった」という人も多いでしょう。日本でも大ヒットした番組ですが、海外では輪をかけて人気が高くアメリカ、イギリス、スペイン、台湾など159カ国で放送されました。また、現地のテレビ局が同じコンセプトで番組を製作したりしています。かのクリントン元アメリカ大統領もこの番組のファンなんだそうです。



●ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!

番組丸々が人気、というわけでなく、「サイレント図書館」という番組内の企画の一つが海外で大人気。サイレント図書館は、静かな図書館の中でどんなことがあっても声を出してはいけない、というもの。年末特番でおなじみの『笑ってはいけないシリーズ』の原型になったといわれている企画です。某動画サイトにアップロードされた動画は、400万回以上の再生回数を記録しました。世界最大のミュージック・チャンネルである『MTV』でも同じコンセプトの番組が製作されたことがありました。



●はじめてのおつかい

子供に初めてのおつかいを頼み、その奮闘ぶりをドキュメントタッチで放送する日本テレビのバラエティ番組です。元々は情報番組の1コーナーでしたが、1991年に特番として放送されました。現在でも年に数回放送される人気番組です。海外では台湾やシンガポール、タイなどのアジアの国々で吹き替え版が放送され好評を博しています。また、イギリスやベトナムでは同じコンセプトで作られた現地版の「はじめてのおつかい」も放送されています。



●とんねるずのみなさんのおかげでした

とんねるずのみなさんのおかげでしたの企画の一つ『脳カベ』も海外でリメイクされ人気になりました。脳カベとは、迫ってくる壁に開けられたさまざまな形の穴を通り抜ける企画。穴に適した通り抜け方をしないと、壁にはじき出されてプールに落とされてしまいます。これが海外でリメイクされ大ウケ。アメリカやフランス、韓国などでリメイクされました。



●加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ

1986年から1992年にかけてTBS系列で放送された『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』。この番組のコーナーの中に、視聴者から送られた面白いホームビデオの映像を紹介する「面白ビデオコーナー」というのがありました。これがアメリカに輸出され、現地版が作られて大ヒット。『AFV(America's Funniest Home Videos) 』という名前で1989年から放送がスタートし、現在もシーズン23が放送中です。



●おしん

1983年から1984にかけて放送された、NHK連続テレビ小説『おしん』は海外で非常に人気のある作品です。現在までに世界66カ国で放送され、アジア、中東で特に高い人気となりました。イランでは視聴率90%を記録したほどです。また、エジプトではおしんの放送時間に停電が発生。番組が見られなかった視聴者たちが怒り狂い、テレビ局や電力会社に大挙して押し寄せたこともあったそうです。



●SASUKE(サスケ)

TBS系列で不定期に放送されている人気スポーツバラエティ番組。日本でも非常に人気の高い番組ですが、海外での人気も負けず劣らず。アメリカでは2006年から『Ninja Warrior』(ニンジャ ウォーリアー)というタイトルで字幕付きで放送され、2011年からは現地製作版がゴールデンタイムで放送されています。





これら以外に、日本のアニメも海外で高い人気を誇ります。今では日本から海外に輸出されるテレビコンテンツの半分がアニメなんだそうです。日本生まれのコンテンツが海外で人気なのは、日本人にとってうれしいことですね。



(貫井康徳@dcp)