【ニコ動】今さら人には聞けない″ニコニコ生放送″の始め方まとめ【ニコ生】

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ニコニコ生放送――通称、ニコ生。数あるライブストリーミングサイトの中でも、日本国内ではUstreamと並ぶ人気を誇るサービスです。niconicoが公式で行なっている番組も楽しいのですが、ニコ生の魅力はなんといってもユーザーが自ら配信するユーザー生放送。毎日数えきれないほどのニコニコユーザーが生放送を通じてリスナーと交流しているのです。

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そんなニコ生を自分もやってみたい! という人も多いのではないでしょうか。でも生放送をするのはハードルが高そうだし、機材のことも何もわからないし……そんな初心者に向けて、今回はニコニコ生放送の基本的な配信方法をレクチャーしていきたいと思います。

■■用意するもの

何はともあれ必要なものはパソコンです。いちおうiPhone単体でも放送できるのですが、今回はパソコンを使った自宅での放送について解説します。

パソコン以外で用意するものは、"どんな放送をしたいのか"によって変わります。たとえば喋りがメインのラジオ形式であれば「マイク」が必要になりますし、さらにそこに自分自身の映像もつけるのでしたら「ウェブカメラ」が必要です。話しながら音楽を流したりする場合は、パソコン環境によっては「ステレオミキサー」と呼ばれる機材が必要になりますが(パソコンに内蔵されている場合もあります)、そういった外部機材やツールを使うのは上級者向けなので今回は省きます。

もっともポピュラーな「雑談放送」を行う場合、マイクとウェブカメラがあればひとまずはOKです。それぞれの価格はピンキリですが、家電量販店にいけば数百円から手に入ります。一概には言えませんが、高いものを選ぶと音質や画質は向上します。ちなみに僕は3,000円くらいのSONY ECM-PC50というマイクを使っていますが、このクラスであれば音質はかなりクリアです。マイクとイヤホンが一体型になったヘッドセットを使うのもいいでしょう。

■■niconicoのプレミアム会員になる

次に放送までの準備です。ニコニコ生放送は、ニコニコ動画などを展開するniconicoのサービスのひとつなので、持っていない場合はアカウントを取得する必要があります。

niconico自体は無料ユーザーでも利用できるのですが、ニコニコ生放送でユーザー生放送の配信を行う場合はプレミアム会員になる必要があります。金額は月額500円。ニコ生のためだけにプレミアム会員になるのはちょっとお高い印象を受けますが、普段からニコニコ動画をよく利用している人であれば他にも様々な特典がついてきます。

お金は払いたくないけど生放送はやりたいという場合は、Ustreamなど別のサービスを使うことになります。ただし、Ustreamは同じ動画配信サイトではあってもニコ生とはまったく文化圏が違います。自分に合った方を選びましょう。

■■コミュニティを作ろう!

マイク、カメラを用意してプレミアム会員になれば、ニコ生を始めることができます。まずは「コミュニティ」を作りましょう。コミュニティとはniconico内での同志が集まったグループのようなもので、大きいものだと何万人もの登録者を持つ「歌ってみた」や「ボカロ」ファンが集うコミュニティが存在します。ニコ生で放送する番組は、放送時に必ずこのコミュニティのいずれかに登録しなければなりません。

もちろん既存のコミュニティに登録して始めてもいいのですが、多くのニコ生ユーザーは放送のためのコミュニティを自分で作っています。自分だけのコミュニティを持っておくと、誰かに自分の生放送を紹介したいとき、コミュニティを教えればいいだけなので楽ちんです。コミュニティを作ること自体にデメリットはないので、サクッと作ってしまっていいでしょう。

■■番組登録をして生放送の情報を入力しよう!

さあ、いよいよ放送しましょう。ニコニコ生放送のトップページの右上、「放送する」というボタンをクリックします。すると「新規番組登録」へと移るので、ここで放送する番組のタイトルや詳細説明などを入力します。「放送するコミュニティ」は先ほど自分で作ったコミュニティを選択し、「カテゴリ」は放送内容に合ったものを選びましょう。

以前放送したことがあれば、「前回の放送内容を使いまわす」をクリックすればそのまま内容がコピーできて便利です。

さらに下へと見ていくと……「タグの設定」はそのまま何も入力しなくてOK。「追加カテゴリの選択」では"ウェブカメラなどで顔出ししている放送"か、"視聴者からのコンタクト待ち"をする、いわゆる凸待ち放送か、そして「ニコ生クルーズ」を受け入れるかどうかを選択することになりますが、よくわからない場合はすべてのチェックを外しておきましょう。

最後に「予約利用」ですが、今すぐ始めたい場合は予約は必要ありません。しかし、たとえば"水曜の22時から放送したい"というように時間を決めて放送枠をあらかじめ取得しておきたい場合は予約しておく必要があります。予約には1回あたり300円かかるので注意しましょう。

「公開範囲/タイムシフト/Twitterなどの設定」ではその他の細かな設定が可能ですが、特に必要なければいじらなくてOKです。Twitterとの連携だけはやっておくと自分のフォロワーに放送開始時に告知がいくので便利かもしれません。

ここまでOKなら「確認する」をクリックして、いよいよ放送開始です。

■■いよいよ放送! 5分間で放送準備をしよう

放送画面は、左にコメントなどが流れるウインドウ、右に設定画面という配置になっています。ニコニコ生放送はひとつの枠が30分となっており、放送開始から30分経過すると自動的に番組が終了となります。左のウインドウ下に「経過時間」があり、これが30分になるとブチッと放送が切れてしまいますので注意しましょう。

放送をスタートすると、まずは準備の時間が5分間与えられます。この5分は30分の枠とは別物です。その際、「経過時間 -04:48」のように、マイナスの記号がついた状態で表されます。これが00:00になると準備は終了となります。

では5分間で何をするかというと、まず右の方に「かんたん配信」と「外部ツール配信」の2つのボタンがあるので、「かんたん配信」をクリックします。

すると、「カメラとマイクへのアクセス」を尋ねられるので、これを「許可」します。

続いて映像と音声の設定を行います。映像と音声をそれぞれ利用する場合は「利用する」のチェックボックスにチェックを入れ、ドロップダウンメニューから使用する機器を選びます。映像はウェブカメラ、音声は使用するマイクの名前を探して選択しましょう。

次に「テスト配信を始める」を選びます。

テスト配信では映像の解像度や音量、音声と映像のどちらに比重を置くかといった細かい設定を行います。よくわからなければこの手順は飛ばして「すぐに放送を始める」を押しても構いません。映像と音声設定は本番放送が始まってからでも変更可能です。

準備が完了したら「放送を始める」でいよいよ放送開始です。

■■放送スタート!

放送が始まったら、マイクに向かって喋りかけてみましょう。ここまできちんと設定できていれば音声が視聴者に届いているはずです。来場者数とコメント数は右下に表示されていますが、この場合の来場者数は"のべ人数"であり、今見ている人数ではないことに注意しましょう。1と表示されていても、実際には1人見に来たけどすぐ帰ってしまい、現在は0人かもしれません。

人がきたら話しかけてコミュニケーションをとりましょう。視聴者とコメントを通じてリアルタイムにコミュニケーションをとるのがニコ生の醍醐味です。

その他、ニコ生には動画を流したりアンケートをとったりといった多彩な機能があるのですが、それらはまずニコ生の放送自体に慣れてからで構いません。やっていくうちに自然と身につくはずです。

また、わからないことやツールの使い方などは思い切って視聴者に質問してみるのも手です。実際に僕も始めたばかりの頃はいろいろと教えてもらいながら慣れていきました。

そうやって話をしつつ、30分経つとニコ生は終了となります。500円で時間延長も可能ですが、特にこだわりがなければ一旦終了してもう一度枠を取り直す方が安上がりです。

最初だけ道具をそろえたりコミュニティを作ったりと色々やることの多いニコ生ですが、2回目以降は放送の予約をして始めるだけなので簡単です。ぜひニコ生で、自分なりに楽しい番組を作ってみてください。

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