「アベ相場」と「信用大回転」で、 個人投資家が株に戻ってきた!

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スゴ腕為替トレーダーも今年から株へ回帰

 「『今年は株しかないな』と。資金の一部を為替から株へと振り替えて株に復帰しました」

 そう話すのは、デイトレーダーのナッキーさん。投資を始めたきっかけは株だったが収支はトントン。その後、レバレッジを大きくかけられるFXに転向して開眼、2012年は約2000万円を稼いだトレーダーだ。

 2013年になって株へ回帰したナッキーさんのような動きはが決して特殊なわけじゃない。日本株市場全体の動向を見ても、個人投資家の株回帰は鮮明だ。

 「コールセンターへの問い合わせが急増しています。週明けともなると通常の3倍の入電があり、通常より増員して対応しています。問い合わせの内容も、相場低迷の時とは大きく変わってきていて、投資への意欲を感じるものが増えています」(マネックス証券・マーケティング部の宮本祐一さん)

 これを裏付けるように、マネックス証券の月間約定代金は2012年11月から2013年1月で3倍近くまで急増している。

乗るしかない、信用制度の規制緩和のビッグウェーブ!

 なにが個人の取引を後押ししたのか。最大の要因は、2012年11月の衆議院解散以降の相場上昇(いわゆる「アベノミクス相場」)であるのは間違いないのだが、もう1つ大きな要因があった。

 株高に加えて、ちょうど2013年1月から始まった「信用取引の規制緩和」が個人投資家の背中をググっと押したのだ。下の「投資主体別売買動向」のグラフを見てみると、2012年は10%程度でウロウロしていた信用取引の比率が、2013年2月第1週には20%近くと、実に倍増しているのだ。

 この「信用取引の規制緩和」とは何か? もう一度確認しておこう。

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