総理大臣の国会演説は、政党を支持するか、政策に賛同できるか否かの視点から議論されがちです。しかし、政策面の議論を離れて、リーダーのメッセージ発信として効果的か否かという視点から見ると、さまざまな発見があります。

 アメリカのオバマ大統領のスピーチは、誰もが素晴らしいと認め、学びの対象とするのに対して、日本の総理大臣のスピーチは、批判の対象とされがちです。しかし、実際には、日本の総理大臣のスピーチも以前とは異なり、いいものとなってきています。

 1月28日、第183回国会で安倍総理が行った所信表明演説は、国家の危機を何としても突破するという、気魄に満ちたものでした。具体的な内容に乏しい、言及されていない政策が多い、という批判があるようです。しかし、今回の演説を日本国民に向けた総理大臣としての所信(信念)の表明として捉えた場合、大変力強いものであったと感じます。

 ビジネス・リーダー、特に、会社の危機を何とか乗り越えようと改革に取り組む人たちにとって、次の5つの点は、大いに参考になるのではないかと思います。解説を読む前に、まず、首相官邸ホームページに掲載された演説全文をお読み下さい。
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/183shoshinhyomei.html

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