向後の7日株:調整一巡!所得水準上昇の東南アジア市場開拓に期待!レジャー関連株(799X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

グローブライド(7990)が今日の注目銘柄!

13年2月22日、大株主の異動を発表し、需給悪化要因が無くなったことが判明した、同社に注目します。
04年10月18日の第三者割当増資を引受け、同社の大株主だった大和証券エスエムビーシープリンシパル・インベストメンツが、直近の株主名簿(12年9月末現在)において保有していた全株式445万1000株(議決権ベース3.9%)を売却したのです。

なお、13年3月期通期連結業績予想は、売上高は595億円(前期比3.0%増)、営業利益は27億円(同2.9%増)、経常利益は20億円(同3.0%増)、当期純利益は12億円(同17.7%減)の見通しです。同社グループの属するスポーツ・レジャー用品等の業界は、消費マインドの回復までには至っておらず、引き続き厳しい状況が続いています。しかし、この足元業績の苦戦は株価に織り込み済みと考えます。

むしろ、アベノミクス効果の発現による、今後の消費マインドの明るい変化を背景に、スポーツ・レジャー用品業界を取り巻く環境に、明るい兆しが顕著に出てくることを織り込みにいくタイミングに入ったとみるべきでしょう。

ところで、同社は、ゴルフや釣りの女性ファンを増やすことに意欲的です。自社のゴルフブランド「ONOFF(オノフ)」では、女性向けゴルフバッグシリーズを昨年9月1日に発売しました。一方、釣りでは、女性向けにカラフルなアウトドアファッションを開発し、女性誌と連携して「釣りガール」キャンペーンを仕掛けたり、カップル、家族連れが気軽に入れるような店づくりや小学生、若い女性を呼び込むイベント開催に力を入れています。このような取り組みをポジティブに評価します。

また、日本国内の釣り人口は頭打ちのため、新たな成長市場の取り込みを狙い、東南アジア市場での販売を強化する方針です。レジャー用の釣り具販売を皮切りに、自社のゴルフ用品にも販売品目を拡大する計画だそうです。所得水準の上昇に伴ってレジャーを楽しむ人が増えている東南アジア市場を開拓するということです。このような積極的な海外戦略も強調材料です。

テクニカル的には、2月7日の123円を目先天井にした調整は2月15日の102円で一巡したとみています。26日の終値は114円ですが、5日移動平均線(26日現在、110円)、25日移動平均線(同、111円)、日足ベースの一目均衡表の基準線(同、112円)、転換線(同、109円)など、強力な抵抗線をことごとくブレイク済みです。今後、2月7日の123円を上抜ければ、少なくとも、11年4月以降のチャート上では、節目らしい節目が見当たらないため、上昇ピッチが加速することが期待できると考えます。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。