長崎火災の火元の可能性--リコール対象のTDK加湿器、「直ちに使用中止を」

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消費者庁は25日、4人が死亡した長崎市のグループホーム火災事故について、火元がリコール対象のTDK製加湿器「KS-500H」だった可能性が高いと判明したことを受け、同商品を含むリコール対象4機種の使用を直ちに中止するよう呼びかけた。

4機種については、これまでに異臭、焦げ、発煙といった事故が発生しており、TDKは再発防止を図るため、新聞社告への掲載や新聞折込みチラシの配布などにより、当該製品の回収を実施してきた。

また、当該製品とは別の型式2機種についても製品回収を行ってきたという。

しかし、8日に発生した長崎県長崎市のグループホーム火災事故において、同社が製造したスチーム式加湿器「KS-500H」とその周辺が焼損。

4名が死亡、2名が重傷、6名が負傷した。

この事故は、同社が製品回収を実施して以降、初めての火災死亡事故(重大製品事故)となる。

リコール対象商品は、「KS-500H」「KS-300W」「KS-31W」「KS-32G」の4機種。

これまでに「KS-500H」については46件、「KS-31W」については12件の発煙・発火事故が報告されている。

機種名は、本体裏側のラベルおよび「TDKマーク」右側から確認できる。

同社は25日、対象機種に関する情報をホームページに掲載するとともに、各メディアに再周知。

併せて、回収窓口を設置するなどして、対応に当たる。

同庁は、対象製品を所有している場合は直ちに使用を中止し、速やかに同社窓口に製品回収の申し出を行うよう呼びかけている。