公共機関との付き合い方次第で、出費を抑えられるテクとは?

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家計で大きな比重を占める「公共料金」。節約するには利用を控えるのが1番ですが、それだけでは気持ちも萎縮してしまいます。節約は大事ですが、「使わない」ことが自分にとってマイナスになってしまうこともあります。それよりは、節約につながる生活テクを使って、今までの利用法をちょっと変えてみてはいかがでしょうか?

■公共料金を払いたい
光熱費には割引がないと思いがちですが、支払い方法によって安くなる場合があります。例えば電気料金の場合、金融機関や郵便局の口座振替にすれば月50円(税前)安くできます(※1)。また、毎月きちんと明細を確認してコンビニで支払いたいという人もいるでしょう。そんな人は、ファミマTカードのように、レジでクレジット利用すればポイント還元が受けられるサービスを利用するとよいでしょう。
※1.北海道電力、東北電力、沖縄電力など、サービスを行っていない電力会社もあるので事前に確認ください。

■お金をおろしたい
仕送りや給与振り込みのために、金融機関に口座を持っている人は多いでしょう。お金を引き出したくても、時間外(午後6時〜午前8時45分、土日祝日)であればたいていの場合手数料を取られてしまいます。ただし、引き出しをはじめ各手数料は銀行によって一律ではありません。自分の利用スタイルに合わせて金融機関を選ぶと節約につながります。

<時間外にATMを利用する人>
キャッシュカードと同じ銀行のATMを利用しても、時間外での引き出しは一般的に105円の利用手数料が必要です。しかし、ゆうちょ銀行、りそな銀行のように平日24時間、土日でも手数料無料で利用できる金融機関もあります。また、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行のように、所定の月末残高、公共料金の引き落とし、クレジットカードの引き落としなどの条件を満たせば無料になるところもあります。いつでも現金を無料で引き出したいという人は、こうしたサービスのある銀行を利用するとよいでしょう。
※一部取り扱いのできない時間帯もあるので、確認の上ご利用ください

<振り込みが多い人>
振込先によっては600円以上取られることもある振込手数料。金融機関によって手数料は大きく異なります。例えば三菱東京UFJ銀行、ゆうちょ銀行の場合、同行のキャッシュカードを利用して同本・支店あてへATMで振り込みを行うと手数料は無料。また、都銀ほど店舗数は多くありませんが、三菱UFJ信託銀行、三井住友信託銀行などでもキャッシュカードを利用してATMで同本・支店あての振り込みをした場合、手数料はかかりません。このほか、ネット銀行の利用で振込手数料を安くすることもできます。
定期的な振り込みが決まっている人は、それに応じて口座を開設するのが賢い利用法です。

■病院に行きたい
冬は風邪の季節。医師に診てもらう機会が増えるかもしれません。時間外や休日でも診療を行っている病院もありますが、初診料は高め。通常810円(自己負担額)(※初診料の保険点数は270点(=2700円)自己負担は3割なので810円)のところ、1.5倍〜2.5倍ぐらい高くなります。つらいときは別としても、「夜間や休日はすいていそうだから」という理由で利用するのは控えましょう。
また軽い症状にもかかわらず直接大学病院に行くことも避けるのがベスト。紹介状がないと数千円程度の特定療養費を追加で請求されます。まずはかかりつけ医で診断を仰ぎましょう。

■荷物を送りたい
新生活を前に荷物を送る機会も多いでしょう。送り方はいろいろありますが、ゆうパックを利用すれば送料の節約が可能です。書き損じた年賀状やはがきを切手に換え、それを支払いの一部にあてるといった使い方ができます(郵便局での支払いに限り有効)。

インターネットや本などで調べてみると、日々の出費を抑えられる節約テクはいろいろ見つかるものです。自分にあった節約法で、いつもの出費を見直してみてはいかがでしょう。

※この記事は、2013年1月時点の情報を元に執筆しております。上記サービス内容は変更になることもありますので、事前にご確認ください。

著者:森 眞奈美さん
国内外あわせて計12回の引っ越しを経験。その時の経験を元に、引っ越し・新生活を円滑に進める情報や提案を新聞・雑誌・Web上で発信。またAFPの資格を取得後は、ビジネス誌、ムック本、Webで生活にかかるマネーの執筆活動も行っている。監修本に『ひとり暮らしの教科書 理想のお部屋に引っ越し編』(毎日コミュニケーションズ)がある。