知らないと損する! 欠陥住宅を買わないためのチェックポイント

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欠陥住宅かどうかは、ひとめ見ただけではなかなかわかりません。

専門家にチェックを依頼すると同時に、どんなものが欠陥住宅と呼ばれるのか、欠陥住宅にありがちな建物の不備のポイントをチェックしておきましょう。

■欠陥住宅によく見られる特徴欠陥住宅によく見られる特徴に、下記のようなものがあります。

【根入れの深さが足りない】根入れというのは、地面の下に埋まっている基礎部分の深さをあらわすもので、ベタ基礎の場合は凍結深度+12センチ以上、布基礎の場合には凍結深度+24センチ以上と決められています。

凍結深度とは気温が0度以下になった場合、土が凍ってしまう深さがどの位あるのかを指す言葉で、寒冷地ほど深くなります。

凍った土が温まると、土壌の水分が膨張して基礎が持ち上がってしまうことから、凍結深度よりも深い部分まで基礎があることが必要とされています。

凍結深度は寒冷地であれば各地方自治体のHPなどで、それ以外では役所へ尋ねることで確認することができます。

【基礎コンクリートの厚さ不足】ベタ基礎の場合、底に敷く鉄筋を配筋した上からコンクリートを流し込むのですが、このコンクリートの量が少ないこと(かぶり厚さ不足)で問題となることが多いようです。

鉄筋を敷く下にはスペーサーと呼ばれる、かぶり厚さを確保するための材料が入っているのですが、これがはずれたり壊れたりしたままコンクリートを流し込むことで、厚さ不足が発生することがあるようです。

かぶり厚さが不足すると、鉄筋が経年変化でさびてしまった時に、膨張したコンクリートがひび割れや剥離(はくり)をしてしまうことがあります。

【ホールダウン金物、または筋かい金物などの金物が足りない、またはない】ホールダウン金物は、強風や地震で土台からはりが抜けるのを防ぐための金物です。

また筋かい金物(プレート)は、地震の時に筋かいのずれや引き抜きを防ぐための金具です。

これらの金具が、適切な場所に打たれていないことが問題となることがあります。

【アンカーボルトがない、もしくはゆがんでいる】欠陥住宅で指摘されることが多いのが、アンカーボルトがない、または位置がおかしい、ゆがんでいるなどです。

アンカーボルトは建物の土台と基礎をしっかりつなぎ、土台が浮いたり、移動したり、転倒したりすることを防ぐためのものです。

このアンカーボルトがない、もしくは強度が足りないことで災害時に家屋が流されてしまったり、土台が離れたりずれたりするケースがあるため確認が重要です。

【その他】・断熱材がない、もしくは取り付け方が悪い ・くぎの種類がおかしい、または打たれ方がおかしい ・外壁や床に下地が入っていない ・筋交い量が足りない 欠陥住宅かどうかは、建物が建ってしまった後ではなかなか確認しづらいものです。

住宅購入地が近い場合には、日頃からどんな工事が行われているのかをチェックし、信頼できる工事を行っているかどうか確認するのがよいでしょう。

また信頼できると思った場合でも、必ず専門家にチェックしてもらい、適切な建築方法で建てられているのかどうか確認しましょう。