今夜判明する「イタリア総選挙」の結果次第では、 ユーロ大荒れの恐れも!?

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【今回のまとめ】
1.日本時間月曜夜はイタリアの選挙でユーロが荒れる可能性アリ
2.ベルルスコーニないしはグリッロ氏の勝利は市場かく乱要因
3.イタリアの有権者は“節約疲れ”になっている

日本時間の月曜夜は注意

 イタリアで2月24日(日)と25日(月)の2日間にわたって総選挙の投票が行なわれます。日本時間の25日(月)の夜11時頃までにはその結果が判明するものと思われます。

 今回の選挙では全部で7つの政党が得票を競っていますが、2月8日に実施された有権者投票意向調査では、

・中道左派連合民主党ベルサニ書記長 35.2%
・中道右派連合自由国民(PDL)党ベルルスコーニ前首相 28.3%
・ポピュリスト五つ星運動グリッロ氏 15.9%
・中道連合 マリオ・モンティ首相 14.8%

などとなっています。このうち市場参加者が「この人になってほしい」と応援するのは、モンティ首相かベルサニ書記長です。

 下馬評では、下院は有権者投票意向調査どおり、中道左派連合が過半数を獲得すると予想されています。しかし、上院は不透明です。上院は315議席で単純過半数は158議席になります。場合によっては下院と上院が「ねじれ議会」になる可能性もあります。また政権が形成できない場合は「再選挙」というシナリオもあります。

経済低迷でユーロ離脱のくすぶりも

 イタリアはこのところ、欧州の先進国の中で最も経済成長が低い状態が続いてきました。下は先週金曜日(2月22日)に欧州委員会が発表した「冬季レポート」のGDP成長率に関する実績と予想です。

 イタリアはGDP成長率が低いだけでなく、インフレ率も高い状態が続いています。

 次に、イタリアの失業率の推移を見てみます。

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