「かかしがモチーフとなった赤い"やじろべえ"を描いた廻る黄色い回転看板」といえば?

 正解は、埼玉を中心に展開していて、「低価格うどん」(たぬきうどん240円)がウリの「山田うどん」です。埼玉にとって「山田うどん」は地元の味。TV番組『秘密のケンミンSHOW』の埼玉県特集(読売テレビ制作 2012年5月3日放送)では、番組のトップを飾り、約20分をかけて「山田うどん」の魅力が紹介されました。出演したゲストには「山田うどん」ファンも多く、大変な盛り上がりとなりました。

 「うちの近所にも第2産業道路沿い、旧16号沿いとかも普通にあります」(タレント・土田晃之)

 「私は小学校の頃、プールの帰りに必ず山田うどんで。私はうどんとカレーセットをいつも頼んでました」(タレント・吉澤ひとみ)

 「私は当時、地元に住んでいたときに付き合ってた彼女とよく行ってなんですけど、セットを頼んで二人で分け合って食べてましたね」(オードリー・春日俊彰)

 など、番組内では、「山田うどん」を愛するエピソードが数々紹介されました。また、現在では、北尾トロ・えのきどいちろう氏が、ひたすら「山田うどん」を追い求めた山田見聞録・書籍『愛の山田うどん』も刊行されています。

 「山田うどん」のHPの店舗一覧には掲載されていない秘密の店舗があると、同書のなかで紹介されています。

 実は「山田うどん」、Jリーグと密接な関係にあるのです。なんと、浦和レッズのホームスタジアム・埼玉スタジアム2002には、「山田うどん」の売店が常設。ハーフタイムや試合の前後には行列ができる人気店となっているのです。さらに、レッズ側ゴール裏にはかかしの看板も。それも、レッズカラーになっているという手の込みよう。

 「山田うどん」が関与するチームがもう一つ。川崎フロンターレです。等々力競技場のピッチを囲む広告版の一つが「山田うどん」。そして、場外にはテントの出店が設営されているのです。寒い冬にサッカー観戦をするサポーターの体を温めるために、「山田うどん」は一役かっているのです。

 どちらも、「山田うどん」のHPで紹介されていない"幻の店舗"。えのきどいちろう氏は、「引き潮のときだけ現れる、地図にのってない島」みたいだと気に入っています。

 関東ローカルチェーンにして、埼玉県のソウルフード。「山田うどん」は、本にまでなってしまうくらい、魅力的なのです。ぜひ関東でうどんを食べるときは、黄色い看板を探してみてください。



『愛の山田うどん ---廻ってくれ、俺の頭上で!!』
 著者:北尾 トロ,えのきど いちろう
 出版社:河出書房新社
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