(社)ペットフード協会とメサゴ・メッセフランクフルト(株)は、8月開催のペット産業国際見本市「インターペット」(会期:8月22日(木)〜25日(日)/会場:幕張メッセ)のサテライトイベントとして、このほど東京と大阪でビジネスフォーラム「ペット産業の現状と将来像」を開催、メインとなる東京会場には、ペット業界関係者をはじめ、住宅・インテリア業界、自動車業界、ホテル業界、医療業界といった成長が見込まれるペット産業とのコラボを模索する関連業界関係者など約450名が集まった。

フォーラムは3部構成で行われ、まず第1部では、「データから見えるペット飼育の現状」と題してペットフード協会の久保かほり氏が、5万世帯という膨大なサンプルから得たデータをもとにしたこの3年間におけるペット飼育の実態について紹介した。それによると、飼育頭数については、犬はヨコバイから微減、猫はヨコバイから微増という状況で、いわゆるペットの少子高齢化も進んでおり、またペットに掛ける支出も減少傾向にあるという決して楽観的ではない状況が示された。ペット飼育の阻害要因としては、高齢者がペットを飼うことに消極的な点、若い世代においてはペット不可が多い集合住宅問題などが挙げられた。
続く第2部では、このデータをもとに今後のビジネス戦略を考えるパネルディスカッション「データ分析によるペット産業−今後のビジネス戦略」(司会・ペットフード協会越村義雄会長/パネラー・イオンペット(株)小川明宏社長、エコートレーディング(株)高橋一彦社長)が行われた。厳しい状況にあるペット業界であるが、ペット産業自体は間違いなく成長産業であり、これを実際に成長へ導くためには、ペット業界だけではなく住宅業界や自動車業界といったペットに関連する異業種とのコラボレーションが不可欠という意見が語られた。
フォーラム終了後の第3部では、8月開催の「インターペット」の説明会が行われた。第3回目となる次回開催では、特別イベントとして「ペットと楽しいインテリア」(仮称)というインテリア関連企画が行われるとの発表があった。現在、出展者募集中である。