世界の巨大生物たち



中央アメリカから南アメリカの熱帯に生息する『ヘラクレスオオカブト』。世界最大のカブト虫として有名です。私たちが知っているカブト虫はせいぜい8cmほどですが、ヘラクレスオオカブトは倍の16cmほどの大きさです。全長はボールペンより長いわけですね。



今回は、こうした巨大なサイズに成長する魚や昆虫などを紹介します。





●ダイオウイカ

先日、テレビ番組で泳いでいる映像が放送され話題になった「ダイオウイカ」。体長5mから10m、さらに大きなものだと20mもの大きさになるそうです。20mはだいたいマンション6階くらいの高さ。そう考えるとすごいですよね。日本では標本が東京・上野の国立科学博物館に展示されているので、見てみたい人はぜひ足を運んでみてください。



●ダイオウグソクムシ

深海に生息するワラジムシ目の生物。分類ではダンゴムシやフナムシの仲間になります。体長は30-40cmで、最大で50cmもの大きさになる個体もいます。サイズは猫や犬並みです。見た目は本当に巨大なダンゴムシ。恐ろしい。



●ヒマンチュラ・チャオプラヤ

カンボジアやベトナムを流れるメコン川に生息する巨大淡水エイです。捕獲されるサイズはどれも2mオーバー(しっぽの長さを入れると倍の4m)。現地の人によると、さらに大きなサイズも目撃されているそうです。



●オニイソメ

海に生息するゴカイの仲間で、長さは1m以上になります。和歌山県では3mものサイズのオニイソメが陸揚げされたこともあるそうです。海外では5m以上という報告も……。見た目は細長い虫ですので、海に潜っていて目撃したらパニックを起こしそうです。



●オヒョウ

大西洋やオホーツク海、ベーリング海などに生息するカレイに似た巨大魚です。全長は1-3mで、重さは200kg以上になるそうです。人間より大きなカレイってなんだか想像つきませんよね。



●ウバザメ

世界で一番大きなサメは「ジンベエザメ」ですが、次に大きな種類がこの「ウバザメ」です。体長は小さいもので3m、大きいもので8m以上になります。これまでに捕獲された中では、全長12mのウバザメが最大。釣り上げると3階建ての一軒家よりも高くなります。



●ゴールデン・クラウン・フライング・フォックス

フィリピンに生息する世界最大のコウモリです。翼幅は150-170cmの長さになります。成人女性でも横向きにすっぽりと入ってしまいますね。密猟などによって絶滅の危機に瀕しているそうです。



●イリエワニ

東南アジアやオーストラリアに生息するクロコダイル科のワニです。非常に大きくなる個体で、体長5mもの大きさに成長します。オーストラリアの水族館では、捕獲されたワニとしては世界最大の6mのイリエワニが飼育されています。車より長いワニが向かってきたら……恐ろしい。



●ゴライアスガエル

赤道付近に生息する世界最大級のカエル。体長は約30cmほどで、手足の長さを含めると80cm以上になります。体重も3kgオーバーの巨大ガエルです。珍ペットとして飼われていたりします。



●タイタンオオウスバカミキリ

南米にすむ世界最大のカミキリムシ。体長は最大で25cmにもなります。世界一大きなカブトムシの「ヘラクレスオオカブト」が15cmほどなので、それを考えるとかなり大きいですよね。食用として乱獲されたり、自然環境の変化で激減しているそうです。



●ヨロイモグラゴキブリ

最後はゴキブリの世界最大級の種類です。オーストラリアに生息するヨロイモグラゴキブリです。体長は10cmにもなります。だいたいスマホぐらいのサイズです。小さくても気持ち悪いのに、それだけ大きいと……いやもう鳥肌が立ちます。





とりあえず、森や海でこれらの巨大生物には出会わないようにしたいところ。気絶までいかなくても、相当びっくりすることは間違いないでしょう。特に昆虫類は勘弁ですね(笑)。



(貫井康徳@dcp)





【国立科学博物館ホームページ】

http://www.kahaku.go.jp/





写真提供:国立科学博物館