日本の紙幣や硬貨ってどれくらい発行されているの?



普段何気なく使っている一万円札や千円札などの紙幣、そして百円玉や十円玉といった硬貨。これらはどれくらいの量が発行されているのでしょうか? また、平均寿命は何年くらいなのでしょうか? 調査してみました。



■紙幣の発行量



日本銀行などに問い合わせ、平成21年度からの紙幣の製造枚数を調査してみました。以下、その数字です。



●一万円札



平成21年 13億8,000万枚(13兆8,000億円)

平成22年 12億2,000万枚(12兆2,000億円)

平成23年 10億5,000万枚(10兆5,000億円)

平成24年 10億5,000万枚(10兆5,000億円)



●五千円札



平成21年 2億8,000万枚(1兆4,000億円)

平成22年 2億8,000万枚(1兆4,000億円)

平成23年 2億3,000万枚(1兆1,500億円)

平成24年 2億3,000万枚(1兆1,500億円)



●千円札



平成21年 16億4,000万枚(1兆6,400億円)

平成22年 18億枚(1兆8,000億円)

平成23年 20億2,000万枚(2兆2,000億円)

平成24年 18億7,000万枚(1兆8,700億円)



紙幣の製造枚数の総額では、当たり前ですが、一万円札がダントツです。枚数は千円札の方が多いのですが、「0」が1つ違いますからね。そこまで多用されない五千円札は製造枚数もかなり少ない模様。一万円札もここのところ年々製造枚数は減っているようです。



ちなみに、紙幣の平均寿命を日本銀行に伺ったところ、一万円札は4〜5年程度。五千円札と千円札は、つり銭として使用されたりして傷みやすいので、1〜2年が寿命なんだそうです。



■硬貨の発行量



次に、硬貨の製造枚数を調べてみました。



●五百円



平成21年 4億2,734万枚(2,136億7,000万円)

平成22年 4億2,141万枚(2,107億500万円)

平成23年 3億1,074万枚(1,553億7,000万円)

平成24年 2億7,078万枚(1,353億9,000万円)



●百円



平成21年 8,000万枚(80億円)

平成22年 7,000万枚(70億円)

平成23年 2億5,000万枚(250億円)

平成24年 4億万枚(400億円)



●五十円



平成21年 60万5,000枚(3,025万円)

平成22年 52万枚(2,600万円)

平成23年 44万8,000枚(2,240万円)

平成24年 66万2,000枚(3,310万円)



●十円



平成21年 3億2,000万枚(32億円)

平成22年 3億1,000万枚(31億円)

平成23年 2億4,000万枚(24億円)

平成24年 2億4,000万枚(24億円)



●五円



平成21年 60万5,000枚(302万5,000円)

平成22年 52万枚(260万円)

平成23年 44万8,000枚(224万円)

平成24年 66万2,000枚(331万円)



●一円



平成21年 4,000万枚(4,000万円)

平成22年 52万枚(52万円)

平成23年 44万8,000枚(44万8,000円)

平成24年 66万2,000枚(66万2,000円)



硬貨の製造枚数はこのようになっています。全体では、年々製造枚数が減ってきています。特に一円は平成21年と平成22年との差がすごいですね。お札と違い、硬貨は簡単には傷つかないので、寿命は基本的には半永久とのこと。その影響もあるようです。





こうした、紙幣や硬貨の発行枚数というのは、財務省がお金の市中流通状況等を勘案し決定しています。毎年4月になると、その年の発行量を発表しているので、日本経済の動向を知る指標の一つとして参考になりますよ。



(貫井康徳@dcp)