ファッション好きがネコに″ハマる″理由は

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 今日は、『猫の日』。社団法人ペットフード協会が、ネコの鳴き声「にゃん」「にゃん」「にゃん」と「2」の語呂合わせから2月22日を1987年に『猫の日』として制定した。イヌとネコのどちらを選ぶかでペット愛好家は長年悩むが、ファッションアイテムでは確実にネコ派が増えている。

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 ファッション界では、「Givenchy by Riccardo Tisci(ジバンシィ バイ リカルド ティッシ)」が2011-12年秋冬シーズンに発表したコレクションでブラックパンサーが登場するなど、ランウェイから発信されたネコ科動物が一部のファッショニスタに注目を浴びた。その後、よりマスな市場にネコが取り入られるようになり「OPENING CEREMONY(オープニングセレモニー)」では、アイコンのネコのウェアや小物類が「入荷してもすぐに売り切れるという状況(広報談)」と一気に市場に受け入れられるようになった。ストリートでもネコ耳のニット帽やネコのシューズ、ネコのバッグといったアイテムを身につけている人が急増。また、ネコそのものの「にゃー」をキャラクターにしている「Né-net(ネ・ネット)」は、オンリーショップを池袋にオープンし、こちらも好評を得ておりネコモチーフのアイテムからネコ自体の人気も高くなっている。

 ネコとクリエイターをテーマにした人気サイト「ilove.cat」の服部 円氏は、ファッション界に起きた空前のネコブームについて「猫はほかの動物モチーフよりも、より身近な生き物。猫柄や猫モチーフのアイテムを身につけていることでそれまで接点のなかった人と会話がうまれたり、発見があったりする。ファッションとは、コミュニケーション手段のひとつですから、そこに猫がプラスされることで、より人と人との関係性が深まるからではないかと思います」と話している。

 もともとクリエイターにネコ好きが多いということもブームを加速させた理由の一つ。犬に比べて手がかからず、体も小さいため都市部の部屋でも動き回れるところが、散歩などになかなか連れて行けない忙しいクリエイターに好まれたところだ。従順なイヌよりも気まぐれなネコのほうが、自立心が強いように思えるためあまり構わなくても『なんとかやってくれるだろう』と飼う側も気楽に慣れる部分は大きい。また、"新しい物好き"なクリエイターやファッショニスタの忙しい性格に、"我関せず"なネコのほうがウマがあったとも言えるだろう。

 「飼うならイヌがいいけど、持つならネコのポーチやシューズがいい」や「ネコは嫌いだけど服なら着たい」という女性も多く、ネコとおしゃれの結び付きで"超党派"が増えているのも特徴だ。服部氏は、現在のネコブームは「一過性のブームではなく普遍的なものだと考えています」と語り、今後も安定的な人気を保つと予測しているため今後はファッションだけではなくライフスタイルの提案も増えそうだ。