高い知能を持つ動物として知られるイルカ。彼らは、たとえば人間が"名前"で呼び合うように、独特の合図で特定の相手を呼んでいるらしい。

<mirror.co.uk>では、「愛する者の不在を淋しがるバンドウイルカは、その相手の"名前"を叫ぶ」という科学者らの説を紹介。人間の"名前"同様、イルカは相手を認識する"合図"を持っているそうだ。

専門家の間ではすでに、イルカがお互いの"合図"を真似ていることは知られていたのだが、敵意なのか親愛の情なのかははっきりしていなかった。それが今回の調査で、イルカ流"愛のシグナル"だとわかったのだ。

英セントアンドルーズ大学などの調査では、野生と捕獲された両方のバンドウイルカの"合図"を録音。その結果、真似た合図は"母親と子供"、または"長い間の付き合いにある成熟した雄"の間だけで発生することが判明した。バンドウイルカの場合は、たとえ物理的に離れていても、互いの声が聞こえる範囲にいれば合図が作られるそうだ。

水深や合図の頻度にもよるが、バンドウイルカの合図は最長で20km離れたところまで聞こえるという。調査ではさらに真似した合図は完全コピーではなく、少しだけ変化させていることもわかったのだが、これは他のイルカが混同するのを避けるためと考えられている。さすが、人間に次ぐ知能を持つと言われる生物である。

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