<シーズン7フェザー級T決勝/5分3R>
シャウブラット・シャムカラエフ(ロシア)
Def.2R2分12秒by TKO
レッド・マルチネス(米国)

USAコールのなか、マルチネスは距離を取り、テイクダウンの機会を伺う慎重な立ち上がりに。シャムカラエフは鋭い左右のローを放っていく。サウスポーの構えから右ジャブを伸ばすマルチネスが、距離が遠くローを受ける展開が続く。マルチネスのローを掴んでパンチを入れたシャムカラエフ、バランスを崩し立ち上がったマルチネスに対し、引き続き鋭いローをヒットさせていく。

マルチネスも左を伸ばして前に出るが、シャムカラエフがステップバックでかわす。残り2分を切り、シングルレッグからダブルに移行したマルチネスがテイクダウンに成功、シャムカラエフはすぐに立ち上がることはできず、ガードを強いられる。インサイドから左エルボーを落すマルチネス、右手をついて立ち上がろうとするシャムカラエフの腰をコントロールし、トップコントロールを続ける。残り10秒を切りようやくシャムカラエフが立ち上がったが、テイクダウンの分だけマルチネスのラウンドとなったか。

2R、シャムカラエフの右ストレートがマルチネスにヒット。さらに右ボディストレートと見せる。マルチネスの左フックは空振りに終わるが、テイクダウン狙いの布石になるか。と、直後にシャムカラエフの左ハイがマルチネスの頭部を打ち抜き、動きが止る。ヒザ蹴りで追撃を懸けたシャムカラエフ、最後は右ストレートを完璧に打ち抜きTKO勝ちを決めた。

結局、同シーズンはヘビー級のアレキサンダー・ヴォルコフ、ウェルター級のアンドレイ・コレシュコフに続き、2カ月半遅れのシーズン7決勝を制したシャムカラエフ。シーズン7は4階級3階級がロシア勢が制することとなり、フェザー級世界王座挑戦権を手にした彼は、「マルチネスのサポーターの皆には申し訳ない。このトーナメントは素晴らしい経験となった。けど、僕より強い相手はいなかった」と物静かなコメントの中にも、自信を覗かせる言葉を発してケージを後にした。