イラスト/宗誠二郎

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毎月分配型投資信託を買えば、あとは毎月の分配金をもらって安心! なんてことはありません。持っていればいろいろ問題が出てきます。今回は多くの人が直面するケースのうちのひとつについて解説します。

「新しい商品に乗り換えませんか?」

 毎月分配型投資信託を持っている方の多くは、退職金の中から少なくない金額を毎月分配型投信の購入に充てている、定年退職をされたリタイア層です。その大部分には証券会社や銀行などの担当者がいるはずです。

 みなさん、その担当者から次のようなセリフを聞いたことはないでしょうか?

「いまのお持ちの投信は残念ながら基準価額が下がっていますが、新しく発売されたいい商品があるので、そちらに乗り換えませんか?」

 結論から言いましょう。すぐに「はい、わかりました!」と言ってはいけません。

まず、2つの計算をしてみる

 あらかじめ、私は証券会社や銀行に恨みを持っていないことを申し上げておきますが、上記のような場合、投資家にとってプラスになることはほとんどありません。

 その多くは売手側の事情です。手数料を稼ぐためか、もしくは新しい商品の募集ノルマのためです。

 それでも「営業さんのためならひと肌脱いで!」という方は止めませんが、そうでない方はまず、やっていただきたいことがあります。

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