溺れた時の対処法

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夏になると海水浴に行くことが多くなりますが、その一方で溺れてしまうケースも少なくありません。

たとえ足のとどく浅い場所であっても溺れてしまう事がありますので、大人であっても油断はできません。

そこで今回は海や川、プールなどで溺れてしまった場合の対処法をご紹介します。

■自分が溺れたと思ったらすぐに助けを呼ぶ自分が溺れてしまったときは自力でできることは限られます。

まわりにすぐ助けを呼び、つかまれるものがあればすぐにつかまりましょう。

万が一にそなえ、できるだけ一人で水場に行かず、友人や家族などと行くことをオススメします。

■助ける場合にも注意が必要近くにライフセーバーがいる場合はすぐに連絡します。

もしいない場合は救急車を手配してから、浮輪代わりになるものをつかませます。

空のペットボトル、棒、上着などでも代用できます。

特に子どもを助ける場合は、注意が必要です。

救出に向かっても気が動転してしがみつかまれ、一緒に溺れてしまう可能性があります。

背後に回って抱えるようにしましょう。

川の場合は流れがあるため、下流に先回りして体で受け止められるように近づきます。

波が高く泳ぐのが困難である場合、あるいは泳ぎが苦手であるような場合は、無理に自分が救出に向かうことは避けましょう。

救急車を待つか、周囲で頼める人を探します。

■救出したら状況を確認、すぐに処置を意識が無く、呼吸も無ければ心肺停止の状態です。

状況は一刻を争いますので心臓マッサージをはじめます。

最近ではAED(自動体外式除細動器)が用意されている施設も増えていますので、あればすぐに用意して音声案内に従いながら使用しましょう。

無い場合には救急車が来るまで心臓マッサージを行います。

心臓マッサージは、胸の真ん中に手のひらの付け根部分をあて、両肘を伸ばしたまま真上から強く圧迫します。

胸が4〜5センチ沈むくらいが目安です。

押した後は手を離さずに速やかに力を抜き、これを1分間に100回を目安として続けます。

やわらかいマットの上などでは効果が発揮できないので、背中の下に硬いものを入れ、寝かせた状態で行いましょう。

■人工呼吸よりも心臓マッサージ優先で一般の人の場合、うまく人工呼吸ができないというケースも多く、また心臓マッサージだけのほうがAEDの効果が発揮されやすいと考えられています。

溺れた場合は感染症などを引き起こす可能性もあるため、不慣れならば人工呼吸を行わずに心臓マッサージだけを行いましょう。

公益財団法人日本心臓財団