山田隆道の幸せになれる結婚 (19) 男女の”友情”が”愛情”に! 奇跡を呼び起こす「恋の3日間条約」とは?

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「友達としては好きなんだけど、恋愛対象だとは思えないの」。

そんな台詞で、女性にふられたことのある男性は多いのではないか。

かくいう僕も経験者である。

独身時代、意中の女性と何度もデートを重ね、彼女から好印象を持たれているという実感があるにもかかわらず、いざ告白したら無残に撃沈してしまった。

そのときの彼女の台詞も、こういう類のものだった。

正直、こればかりは男にはわからない感覚だ。

「恋愛対象として興味がないなら、最初からデートの誘いに応じるなよ」と、その女性に文句のひとつも言ってやりたくなる。

女性にしてみれば、いわゆる友達以上恋人未満というやつなのだろうが、そのポジションに落ち着いてしまったときの男性の心中を思うと、いたたまれない気持ちになる。

ましてや、その男性が30代〜40代で絶賛婚活中だった場合は、あまりに悲惨で目も当てられない。

彼は貴重な時間を無駄に費やしてしまったと、激しく途方に暮れることだろう。

しかし、世の中にはそんな悲惨なポジションを見事に挽回し、一度ふられた女性とめでたく結婚することに至った奇跡の男もいる。

僕の知人であるBさんもその一人だ。

現在40代前半の彼は、先述した「友達としては好きだが、恋愛対象ではない」という理由で何度もふられたことのある女性(なんと20代半ば!)と、昨年春にまさかのゴールインを果たした。

断っておくが、Bさんはとりたててルックスが良いというわけではない。

容姿は10人並みのオジサン(失礼)である。

では、そんなBさんがどうやって件の奇跡を実現させたのか。

一般的に女性はいったん友達だと認定した男性のことを、なかなか恋愛対象として見直すことができない傾向にあるが、それでも諦めるのはまだ早い。

Bさんはいわゆる男女の友情という厄介な関係を打破するために、最後の悪あがきとして次の作戦を実行してみたという。

その作戦とは、Bさん曰く「恋の3日間条約」である(真剣です)。

方法は至って簡単だ。

友達以上の関係に進めない女性に対して、男性が「今週の金土日の3日間だけ、お互い恋人同士という設定になってみない?」と提案するのだ。

ここでのポイントは、あくまで一種の遊び、つまりイベント企画として「二人で恋人同士を演じる」と強調することだ。

間違っても、鼻息荒く真剣に誘ってはいけない。

独身の女性とは往々にして一風変わった遊びの企画を好むところがあり、だから「昔、俺の地元で流行っていた『恋の3日間条約』っていう遊びがあるんだけど、これが結構おもしろいんだよね」などと適当なハッタリを交えながら誘ったほうが、それに応じる可能性は高くなる。

「話題の遊びに参加する」という軽い意識を女性に植え付けるわけだ。

そして、Bさんはいざ実行に移したという。

といっても、「恋の3日間条約」のルールとは、その名の通り期間限定の恋人条約を結ぶだけのことである。

したがって、Bさんと彼女はそんな嘘の設定になりきり、さまざまなデートスポットを巡っただけなのだ。

もちろん彼女に肉体関係を迫ることは御法度だが、手をつなぐ、あるいは腕を組むぐらいはノリで許してもらえるだろう。

お互いの呼び名を期間限定で恋人風に変更してみるのもいい。

プリクラをラブラブな感じで撮るのもいい。

飲食店で恥を恐れず「アーン」をするのもいい。

とにかく遊びだと割り切ったうえで、次々と恋人気分を満喫するといい。

さらにBさん曰く効果的だったのは、洋服屋や小さなカウンターバーなど、見知らぬ他人と話す機会が多そうなスポットに行ったことだとか。

たとえば洋服屋に行き、店員の前であたかも本物の彼氏のように振る舞ったことで、店員は二人を本物のカップルとして扱ってくれたという。