12年10〜12月のデータ。トップは為替リスクを取ることなく、新興国債券の高利回りを享受できる魅力的なファンド。高利回りだった海外リート型は銀行での取り扱いも増え根強い人気。通貨選択型では円とブラジルレアルに集中している。

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為替ヘッジ付きを買う賢い投資家が増加!

 円安が顕著になった12年11月以降は為替ヘッジ型の売れ行きが加速している。11〜12月の2カ月間で約6000億円もの資金が流入超過となった。

 金利差が縮小したことで対米ドルの為替ヘッジコストが格安になったこともあるが、円安になったからこそ円高に反転するリスクが増大しており、そのリスクを察知して為替ヘッジ型を購入する慎重で賢い投資家が増えてきたことの証左だろう。

 この後でも紹介するが、円安により利益の出た豪ドル建てのファンドを売却して利益を確定し、その資金を今度は為替リスクのないファンドで安定運用に回すなど、運用上手な一面もうかがえる。

 投資家のレベルアップは通貨選択型の動向からも見て取れる。円高リスクを察知して円建てが売れる一方で、為替的には出遅れているブラジルレアル建ても買われている。為替リスクを取るにしても、ブラジルレアルやトルコリラなどの高金利で円安が狙える通貨が買われているのだ。

 その一方で、昨年まで人気だった豪ドル建ては見向きもされなくなったと言っても過言ではない。

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