週間就業時間が35時間以上の非正規労働者、女性年収は100〜199万円が5割超

写真拡大

総務省は19日、2012年平均の労働力調査(詳細集計、速報)の結果を発表した。

それによると、役員以外の雇用者のうち、パートや派遣社員などの非正規労働者の割合は前年を0.1ポイント上回る35.2%となり、3年連続で過去最高を更新したことがわかった。

2012年平均の雇用者数(役員除く)は前年比9万人減の5,154万人。

このうち、正規の職員・従業員は同12万人減の3,340万人、パート・アルバイト、派遣社員などの非正規の職員・従業員は同2万人増の1,813万人となった。

男女別に見ると、男性は正規の職員・従業員が前年比13万人減の2,300万人、非正規の職員・従業員は同5万人減の566万人。

女性は正規の職員・従業員が同2万人増の1,041万人、非正規の職員・従業員は同6万人増の1,247万人だった。

雇用者に占める非正規の職員・従業員の割合は2012年平均で35.2%となり、前年より0.1ポイント増加。

男女別にみると、男性は19.7%と0.2ポイントの低下、女性は54.5%と0.1ポイントの上昇となった。

内訳は、パート・アルバイトが同12万人増の1,241万人、契約社員・嘱託は同6万人減の354万人、労働者派遣事業所の派遣社員は同6万人減の90万人などとなった。

男女別では、男性は同5万人減の566万人となった一方、女性は同6万人増の1,247万人となった。

年間収入(仕事から)の割合を見た場合、男性の正規の職員・従業員は500〜699万円が21.6%、300〜399万円が20.8%、非正規の職員・従業員は100〜199万円が30.8%、100万円未満が27.3%などとの結果に。

一方、女性の正規の職員・従業員は200〜299万円が27.7%、300〜399万円が21.3%、非正規の職員・従業員は100万円未満が47.7%、100〜199万円が38.5%などとなった。

また、週間就業時間が35時間以上となる非正規の職員・従業員について見ると、男性は100〜199万円が34.5%、200〜299万円が32.4%、女性は100〜199万円が57.0%、200〜299万円が24.5%などとなった。

2012年平均の完全失業者は前年比17万人減の285万人。

これを失業期間別に見た場合、失業期間が3カ月未満は同3万人減の85万人、3〜6カ月未満は同1万人減の41万人、6カ月〜1年未満は同2万人減の44万人、1年以上は同10万人減の107万人となった。

完全失業者のうち、卒業者(274万人)の最終学歴別完全失業率を見ると、「高卒等」が5.1%、「短大・高専卒」が4.0%、「大卒等」が3.1%。

年齢階級別では、15〜24歳では「高卒等」が11.7%、「大卒等」が7.8%、25〜34歳では「高卒等」が7.2%、「大卒等」が3.8%などとなった。

2012年平均の非労働力人口(4,534万人)のうち、就業非希望者は前年比79万人増の4,029万人。

このうち、65歳以上は同74万人増の2,418万人となった。

一方、就業希望者は同54万人減の417万人、就業内定者は同3万人減の85万人だった。